伏見 信子 [Fushimi Nobuko]

Fushimi Nobuko (1915 – ?)

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本名は伏見延子、本年十八歳の可憐な乙女である。人も知る直江の妹、父はケンゲキ俳優伏見三郎だ。幼くして父に死別し、姉妹、互ひに相抱きて苦難に堪へ、堂々天下の人氣女優となるまでは、一朝一夕では語りつくせぬ涙の頁がある。その苦闘に光明が酬いられ今や、純日本風の娘に扮しては一二を争うスクリーンの人氣者である。帝キネに子役として入社以来、阪妻、日活を経て昭和八年松竹蒲田に入る。

『處女作・出世作・代表作 映画花形大寫眞帖』(大日本雄弁会講談社、1934年)