夏川 静江 [Natsukawa Sizue]



理知的なひとみにキレイに済んだ声で語るあいくるしい彼女は、一名「シイちゃん」の愛称でスタジオマンに好かれていました。失礼ながら子役時代から身につけた演技はたしかなもので比較的悲劇調な役どころが多かった反面、当時新婚ものトリオ如月・伊奈・碧川作るところの「おお妻よ」など軽い正喜劇にもたしかな演技で当時のファン、ことに女学生ファンに大変な人気のあった方でした。

『髪と女優』(伊奈もと著、115頁、1961年、日本週報社)