岡島 艶子 [Okajima Tsuyako]



本名小牧つや子、明治四十二年一月、名古屋市中區桑名町に生る。七才の折伊井蓉峰の一座で子役を勤めたのが初舞臺、九才の時井上正夫の一座にも出演したが、大正十年九月松竹キネマ蒲田に入社、「狂へる劍技」を處女出演として「雪の夜語 [原文ママ]」「黒装束」「子供の世界」「スヰトホーム」、近頃では「仙人」に出演、大正十三年十一月東亞に入社。得意とする役柄は小娘役。

『現代俳優かがみ』(1925年)

本名は小牧つや子。明治四十一年一月九日名古屋市中區南桑名町で生る。七歳の時に新派の巨頭伊井の門に入り二年間修業し後井上正夫の下で三年、東海道筋を巡業し東京では中央劇場開盛座等に出演した。後映畫俳優に志し大正十年九月松竹キネマのスタヂオに立ち『雪の夜話』『涯なしの海』『スヰトホーム』に出演後東亜に轉じ一躍スターとなる。更に松竹下加茂へ入社して人氣を博してゐる。最近の主演『照る日曇る日』其他何れも好評を受けゐる。

『玉麗佳集』(1928年)