梅村 蓉子

Umemura Yoko (1903 – 1944)

Umemura-Yoko (1) Umemura-Yoko (2) Umemura-Yoko (3) Umemura-Yoko (4)

Umemura-Yoko (5)

本名鈴木花子、明治三十七年日本橋區蠣殻町に生ま。幼にして踊を習ひ十歳で五世歌右衛門の門下となり、中村歌枝を名乗る。十一歳の時有樂座のお伽劇に出演し其後地方に巡業したことあり十六歳で櫻井女塾に學ぶ。大正十一年五月松竹キネマに入社し初演に『散にし花』主演は『山中小唄』『渚』『母なればこそ』等あり大正十四年一月日活に轉じ主腦花形として賣出す。作品には『紙人形春の囁き』『陸の人魚』『鴛鴦物語』等があり最近では『砲煙弾雨』に出演して好評を博してゐる。初々しい下町風の娘が最も當り役である。

『玉麗佳集』(1928年)