柳 まさ子 [Yanagi Masako]



本名柳正子、明治四十年二月、大阪に生る。大正十二年七月帝キネ芦屋に入社、「伊丹の夕暮」を處女出演に、「呪ひの船」「戀し得ぬ戀」等に出演。得意とする役柄は大阪風の下町娘。

『現代俳優かがみ』(1925年)

明治四十年大阪に生る。新派俳優柳英之助の娘、元大阪南地で福若といつて藝妓を稼せいでゐたが後映畫会界に投ず、大正十二年七月帝キネの芦屋撮影所に入り、藝妓や下町娘に扮して好評を博しスターとなる。出演映畫は『伊丹の夕暮』『七日戀し』『呪ひの船』『戀慕地獄』『名劍獅子王』『珍探偵』等新舊兩方面で盛んに活躍してゐる。趣味は三味線と舞踊。

『玉麗佳集』(1928年)