「温かい言葉をありがとうございました。謹んで写真を送らせていただきますね。私の映画を楽しんでいただいているようでとても嬉しく思います。
『恋は異なもの』と題された作品の撮影が終わったところです。1925年10月24日サタデイ・イヴニング・ポスト紙に掲載されたブルック・ハンロンさんの短編(原題は『デリカテッセン』)を脚色した一作、すでに目を通されているかもしれません。喜劇でもホロりとする場面があります。個人的には今までで一番の出来かなと思っています。観る機会があるようでしたら感想教えてください。
今はトーマス・バークさんの原作物で、ライムハウスを舞台にした『霧の裏街』に取りかかっているところです。『おお母よ』以降で人情劇の一番大きな役をいただきました。全身全霊で取り組んでいるところです。
このまま座りながら長い手紙をかけたら本当に良いのですが…時間が許してくれません。それでもお手紙は大事に読ませていただきました。時々でもお手紙をいただけると嬉しいです。
親愛をこめて
コリーン・ムーア」
1926年(昭和元年)にコリーン・ムーアからファンレター返信として送られてきたタイプ打ちの手紙。最後の筆跡はオートペンや代筆ではなく直筆と思われます。
[IMDB]
nm0601067
[誕生日]
8月19日
[出身]
米(ミシガン州 ポートヒューロン)
[サイズ]
21.0 × 27.8cm
[コンディション]
B-