映画畑ではマキノ雅弘の自伝『映画渡世・天の巻』に登場してくる傲慢で物分かりの悪い新派俳優としてつとに有名。
とはいえ『実録忠臣蔵』(1927年)を見る限りそこまで酷い演技ではなく、(『浪人街』の生き生きした人物に比べると型通りですが)存在感はあったと思います。新時代の映画製作にはなじめなかったということなんでしょう。
「蓉峰」ではなく「蓉峯」とサインしていると思われる一枚です。
Nitrate City, Celluloid Sky
映画畑ではマキノ雅弘の自伝『映画渡世・天の巻』に登場してくる傲慢で物分かりの悪い新派俳優としてつとに有名。
とはいえ『実録忠臣蔵』(1927年)を見る限りそこまで酷い演技ではなく、(『浪人街』の生き生きした人物に比べると型通りですが)存在感はあったと思います。新時代の映画製作にはなじめなかったということなんでしょう。
「蓉峰」ではなく「蓉峯」とサインしていると思われる一枚です。