トーキーが実用化される以前にも映画と音をシンクロさせた「音の鳴る映画」は始まっていました。1900年のパリ万博でも当時のフランスの人気歌手の映像と音が流されていたくらいです。
1903年、オーストリアでも歌と踊りを記録する試みが行われました。ここではデビューまもないフリッツィ・マサリーの映像が残されています。ステージの人気者となり、この後20年代にかけて豊かな活動を続けていきます。
[フリッツィ・マサリーとジョゼフ=ジャン・ピエトロのデュエット]
[IMDb]
nm0557188
[撮影]
Nicola Perscheid