アレフは1920年代末にノルマレッテ/ノフィという35mm用映写機を発売していました。
今回入手した機体は本体の形やギア・リールの形がノルマレッテ/ノフィと同一なのですが細部にモデルチェンジが見られます。上部に持ち運び用の取っ手がついており、レンズフードが大きく、ランプハウスも大型化していて、本体の塗装のフォニッシュが茶系に変わっています。
装飾性の高い、悪く言うとゴテゴテしたデザインの割に入門機~中級機レベルの映写能力しかありませんが、そんなアンバランスもアレフらしい一台となっています。
[“Nofi”映写機を紹介しているベルギーの愛好家ブログ]
http://cinecollection-de.blogspot.jp/2010/11/lehmann-furth-germany-alef-35mm.html