1920年代初頭、ロスコー・アーバックルのスキャンダルで上映禁止になった作品が幾つかありました。そのひとつが『結婚年』(Leap Year, 1921年)。アーバックル初の長編コメディで新境地を切り開く作品として期待されましたが事件の余波でお蔵入り、合衆国で正式に公開されたのは1981年でした。

同作でヒロインの看護婦を演じたのがメアリー・サーマン。セネットの「水着美女団」の一員としてデビューし喜劇女優としてとしてキャリアを積み重ねていきます。『結婚年』はシリアスな役柄で、持ち味の弾けた感が出ていなかったのが残念ではありました。アーバックルの醜聞がなければ現在の知名度ももっと高かった可能性はあります。
[IMDB]
nm0862197
[誕生日]
4月27日
[出身]
米国
[コンディション]
A-
[メーカー]
Evans L.A.
[サイズ]
19.0 × 24.0cm