D〜DA型映写機の後継機として1936年に発表され、50年代まで市販されていたボレックス名機のひとつ。








2014年にイギリスのセラーから購入。バーミンガムのシネ・エキップメンツ社が販売していた英国仕様の一台で、レンズが英ダルメイヤー製となっており、240/220Vから110Vにダウントランスする変圧器も付属していました。
D〜DA型映写機と同様、ゲージとスプロケット類を交換できる仕様になっています。


実際に使ってみた感想として、動きがなめらかかつ静かで安定しています。750Wのランプに対する排熱も上手くいっていて振動をほぼ零に抑えながら映写可能。当時の最高峰クラスのレンズを採用しているため画質も良く、1930年代の9.5ミリ用映写機としては最良のひとつと断定できます。
[メーカー名]
スイス パイヤール・ボレックス社
[製造]
スイス
[発売時期]
1936年〜50年代末
[シリアル番号]
G3716
[対応フィルム]
9.5mm/16mm両用
[対応電源]
110~125V
[コンセント]
欧州仕様
[レンズ:]
Dallmeyer Projection Lens F=50mm 181139
[ランプ]
120V 750W (DDB)
[履歴]
2014年12月26日購入