「合衆国・カナダ・オーストラリア」より
1910年代のヴァンプ(妖婦)から20年代ファム・ファタル(魔性の女)へ悪女像が変わっていくしていく中で注目を集めたのがレノア・ウルリックでした。絵葉書2枚。一枚目は1922年の舞台作品『キキ』宣材として作成された彩色物。もう一枚は1931年に送られた直筆サイン入り。
ウルリックは芸歴の初期(1910年代初頭)とトーキー導入期(1920年代末~)に映画に出演、中でもガルボ主演作『椿姫』での助演が知られています。無声映画としては自身が舞台で演じた『タイガー・ローズ』(1923年)の映画化版が現存しています。
[IMDb]
Lenore Ulric
[Movie Walker]
ルノアー・ウルリック