1911年、ヨーロッパに古くから伝わる修道女の奇跡劇が舞台化されて人気を博していました。舞台版、そして1912年の映画版で聖母マリアを演じたのがマリア・カルミでした。
『奇跡』は映画女優としての第一歩となり、その後もドイツとイタリアで活躍を続けていきます。
途中、グルジアの皇位継承権を持っていたジョージ・マキャベリ5世に見初められ結婚。現世でのプリンセスとなります。映画界を離れた後、夫と合衆国へと移住、化粧品ブランド「プリンス・マキャベリ」の共同創設者となりました。同ブランドは幾度か経営者を変えながら引き継がれていくことになります。
こちらの絵葉書は両面にサインが残されています。宛名書き面には持ち主の手による「1920年12月」の日付け有り。
Maria Carmi (1880 – 1957)
[IMDB]
nm0138409
[誕生日]
3月3日
[出身]
イタリア
[コンディション]
B+