
カメラ及びレンズの設定についても幾つかテストをしてみました。
上の写真が9月14日のタムロン50mm+接写リングでの試写。絞りを変えたりLED電球を換えたり(6000k/3000k)しながら撮った一枚です。下は9月3日にヴァイタル・ヴィジョン社の35mmマクロレンズで撮ったもの。同一フレームではありませんが表現の個性は出ています。
【タムロン21H 50mm + 15mm接写リング(F=8)】
- シャープな画像(文字の輪郭もはっきり出ている)
- 粒子感が強く、またフィルム表面のゴミや傷を拾いやすい
- これ以上絞りを開くとピントの合わない部分が出てくる。またこれ以上絞ると解像度が落ちてピンボケした感じになる
【ヴァイタル・ヴィジョンVS-MC35(F=開放)】
- ソフトな画像
- 白がやや強めで、細かな陰影が飛んでいる
- ピンボケと滲み感あり(絞りは開放固定でこれ以上絞れない)
プリクラやスマホアプリの美白加工に馴れた目にはソフトなVS-MC35が綺麗に見えるかも。でもこれは8ミリ白黒の質感ですよね。モノクロ9.5ミリの細密さに忠実なのはタムロン21Hだと思います。
VS-MC35も決して悪い訳ではないので次回連続撮影~動画作成までテストをした時にもう一度比べてみます。