1920年代後半 パテベビー × ツァイス・イコン「ディアフォト」(消失型露出計)

pathe baby zeiss ikon diaphot
Diaphot (lates 1920s extinction light meter , Pathé Baby × Zeiss Ikon)
1920年代後半にパテベビーブランドと独ツァイス・イコン社のコラボアイテムとして発売された露出計。1920年代前半に独Ica社とコラボした同名機器の後継で、パテ社&ツァイス社のコラボとして確認できている唯一のものです。
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円形の硝子の縁に細い金属製のフレームがあり、裏側ののぞき窓を覗きながらフレームを回していくとどこかの段階で風景が見えなくなります。その時に表面に書かれている数値を露出として撮影していく形です。「Extinction Light Meter(消失型露出計)」と呼ばれるタイプで目視による精度は低く、より高性能な露出計がカメラに内蔵されていく流れで使われなくなっていきました。

革ケースには説明書が入っていました。使用時のイメージ図などが掲載されています。


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