ラーバシュ・ユーツィ Lábass Juci / Lucie Labass (1896 – 1932) ハンガリー

サイン館・ハンガリー より

Lábass Juci Late 1910s Autographed Postcard 01
Lábass Juci Late 1910s Autographed Postcard 02
Labass Juci / Lucie Labass 1926 Inscribed Postcard
Lábass Juci Inscribed Postcard

1896年7月22日、スボティッツア(現セルビア領)に生れる。父親はエンジニア。幼少時は親の希望で修道会で育てられ、10代で舞台女優を夢見てブタペストに上京、女優ラーコシ・シディの下で学びました。

1913年に正式にデビュー、早くからその才能を認められキング劇場(Király Színház)と長期契約を結びます。歌と演技の上手さですぐ花形女優となり、1910年代から20年代にかけ多くの作品で聴衆を魅了していきました。

ブダペスト新聞1912年6月13日付 演劇学校で学んでいた際にオペレッタ端役として 出演した際の記事で、メディアに名前が登場したものとしては最初期の一つ

20年代後半になると舞台、メディアへの登場回数が減るようになってきます。女優自身も歌唱力を生かしたオペラ的な作品に挑戦。1931年にテナー歌手と再婚。1932年8月、舞台を終え帰宅後の就寝中に心臓発作で亡くなっています。心臓を患っていた話は知られておらず、唐突な訃報に当初は自殺説が流れるなど騒ぎとなりました。

ちなみにラーバシュ・ユーツィの親戚筋(甥・姪の子供)に当たるラーバシュ・エンドレ(Lábass Endre, 1957-)氏は有名な作家さんで、サイン絵葉書など貴重な画像を写真ブログで公開していました。たまたま見つけたサイン絵葉書の情報を求め7、8年前に初めてお邪魔して、以来ハンガリー初期映画の世界に深入りしていくきっかけとなったサイトでもあります。


[IMDb]
Lucie Labass

[Hangosfilm]
Lábass Juci


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