パテベビー映写機・解体新書 [実践編] ベビー映写機を修理する

「パテベビー映写機・解体新書」の応用編・実践編としてリストアの流れを紹介していきます。

モデルは輸出用PB-Exで個体番号は178005。純正の木箱、ハンドクランクと電源コードが付属していました。

1)シャッター羽根を取り換える

ハンドクランクを取りつけて回そうとしてもビクともしません。長期間放置されていたベビー映写機によくある症状で内部のシャッター羽根が歪んで干渉している状態です。以前に一度3Dプリンタ製作の代用品を組みこんでみましたが、今回はスペアの純正品を差し替える形で対応しました。

左が取り外したオリジナル。輪郭の円形が崩れてしまってます。右が新しい羽根に差し替えたところ。細かな手順、注意点は以前の別記事(記事1記事2)を参照してください。

2)金属ベルトを交換する

ハンドクランクが回るようになったものの本体下部の巻取り機構が連動していません。確認すると樹脂製の赤いベルト(針金で補修跡あり)が朽ちていました。

短いベルトが必要です。手持ちの長い金属製ベルトを丁度良い長さに切り出して両端を留め代用品を製作。

フィルム巻き取りが出来るようになりました。

3)土台部、ゴム製の足を補完する

ゴム製の足が1つ欠落していて置いた時に安定しません。ジャンクの機体から代用パーツを見つけて差し替えました。複雑な構造ではないため3Dプリンタで作ってしまう手もあります。

4)電源コードを差し替える

ランプのフィラメントは生きているのですがコードを繋いでも点灯しませんでした。どこか断線しているようです。今回はコードそのものを差し替えました。

点灯確認完了。

埃とゴミを落とし、注油後に拭きあげて作業終了。これで実写できる状態になっています。パーツ交換で済んだため一時間半で終わりました。

本体部の傷、ペイントロスについてはリペイントという手もあります。ただし塗り直すと光沢が安っぽくなってビンテージ感が消えます。経年劣化はその個体の味と割り切ってそのままにしておきました。

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