1910年後半 – 尾上松之助 『今戸大八』『平井権八』 幻灯機用種板 4枚

[※] 2022年2月、写真を撮り直して再投稿しました。

フィルムを基にしたこの種のスライドについては神戸大学の福島可奈子氏が「大正期から昭和初期における齣フィルムの蒐集と文化」(『映像学』2018年99巻)で言及されており、1917年に活動写真興行取締規則が施行され映画館から締め出された子供をメインターゲットに発売された、との指摘がなされています。

こちらは『今戸大八』(1917年9月公開)『平井権八』(1916年5月公開)の一場面をあしらったもの。保存状況が悪く彩色の大半が流れてしまっているものの赤や緑、水色や黄土色が一部残っています。


1910年後半 – 尾上松之助 『今戸大八』『平井権八』 幻灯機用種板 4枚」への3件のフィードバック

  1. Et là, ça va déclencher un feu d’artifice!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください