初代のパテベビー撮影機とその発展形モトリクスに対応した接写用のレンズ&フィルターアタッチメントセット。
最初期のパテベビー撮影機はレンズが単焦点でした。「ピントをあわせる」という発想がなく、普通に撮影すると狙っていた対象に上手く焦点があっていなかったりします。

「森の精」(1920年代中盤)背景の木々に ピントがあってしまっている例
接写も苦手。パテ社は補正用のレンズを用意しました。25センチ、50センチ、1メートル、1.5メートル、2メートル用のポートレート・レンズと、コントラスト調整用のシャープカットフィルター(黄色)の6つをセットにしたのがこちら。


手持ちのモトカメラで装着してみたサンプル。
被写体との距離にあわせてその都度取り替えなくてはいけないものの、9.5ミリの撮影でクローズアップ~ミドルショットを行いたいというユーザーの希望を叶えたアイテムです。