仏シネジェル社 ライネット9.5mm動画カメラ (1940年代末~50年代)

フランスのル・マンに拠点を置くシネジェル社が1949年に市販を始めた動画用のカメラ。8mm用と9.5mm用の2種類が用意されていました。録画速度は16コマ/秒で、静止画撮影モードもついています。

戦前のフランスの動画カメラは黒基調で、ダイキャスト製のどっしりしたものが主流でした。ライネットはオリーヴ色をしていてより軽やかな印象を与えます。

[メーカー名] 仏シネジェル社

[レンズ] H Russel Kynor 1:2.5 f=20mm

仏パテ社 モトリクス 9.5mm動画カメラ

1926年、仏パテ社はねじ巻き式モーターを取り付けて自動化した第二世代型動画カメラ「モトリクス (Motrix)」を発売しています。

幅が倍になり重さもずっしり。フランスでは動画撮影の定番となり、若干の改良を加えながら30年代後半まで様々な風景を撮り続けていきます。

以前に一度手放していて、安く出ていた機体を買いなおし。革の部分、ちょうつがいの辺りにダメージが目立ちますが、機構部はスムーズに動いています。

蓋になった開くとカートリッジ交換ができます。カバー内側にシリアルナンバー42955有り(モーター側は別シリアル)。 今回購入した機体にはカートリッジが残っており、中に現像済みのフィルムが残されていました。

[メーカー名] 仏パテ社
[本体シリアルナンバー] 42955
[モーター シリアルナンバー]024094

[レンズ] Trianar Krauss f=2cm
[レンズ シリアルナンバー] 224775

独パテックス社 モトカメラ H型 9.5mm動画カメラ(1930年代)

1930年代半ば~後半に仏パテ社が発売していた廉価モデル。こちらは独パテックス社仕様、上に革製の持ち手がついていて「PATHEX」のロゴが刻印されています。

本体シリアルナンバーは「649 H」。レンズには自国産のLaack Pololyt F=20mm 1:2.8を使用。仏製は現存数が多く中古市場でも供給過多となっておりますが、ドイツ製は数が少ないようです。

[メーカー] 独パテックス社
[本体シリアルナンバー] 649 H
[レンズ] Laack Pololyt F=20mm 1:2.8