ポーリーン・カーリー Pauline Curley (1903 – 2000) 米

芸人一家の子として生まれ早くから舞台を踏み、1913年から映画業界にも進出。滑り出しは上々で、ダグラス・フェアバンクスや早川雪洲作品でヒロイン~準ヒロインを務めていきます。

「明らかに人を引き付ける何かがあって、爽やかキャラを確立していたにも関わらず、どういう訳かスターに成り損ねてしまい、その代わりに低予算な西部劇のヒロインとして皆のお気に入りになってしまった」

ちょうどこのサインが残された1920年頃を境として大手の庇護を離れ、B級西部劇の出演にシフトしていくのです。この傾向は引退まで続き、結果として一度として真のスター女優として扱われないまま埋もれていきました。

ところが、彼女の出演した低予算ウェスタンは型通りの1910年代以上に生き生きとしたものでした。大手の西部劇では当たり前だった「かよわい女性」を離れた役に挑戦していた風でもあり、映画史の見方に風穴を開ける存在として再評価されて良いと思われます。

[IMDB]
nm0192763

[誕生日]
12月19日

マーゲリット・クラーク Marguerite Clark (1883 – 1940) 米

Marguerite Clark Autographed Photo (1921)
クラークは19世紀最後の年(1900年)に舞台デビュー、映画女優の契約を結んだ時にはすでに15年のキャリアを積んだベテランでした。1916年に映画『白雪姫』に主演。年齢的には三十台半ばでしたがそうは思えないほど見事に少女役を演じきっています。

1918年モーション・ピクチャー誌による人気投票ではメアリー・ピックフォードに次いで堂々の2位を獲得、1920年に引退しています。こちらのサイン入り写真は仏コレクターのジュール・デロルム氏の旧蔵品で、裏面に「1921年7月4日受領」のメモ書きが残されていました。

[IMDB]
nm0164244

[誕生日]
2月22日

[出身]
合衆国

ジュヌヴィエーヴ・フェリクス Geneviève Félix (1901 – ?)

Geneviève Félix

第一次大戦後にフランス映画界が停滞期に入ったタイミングで登場、1919年~25年に映画数本に主演するも忘れ去られていった女優さん。『ロヴェルのお嬢さん』が9.5mmで現存しています。

当時の仏映画がそのポテンシャルを活かしきれなかった印象もあります。こちらは仏パテ社が自社スタジオで撮影した写真に直筆サインがほどこされた一枚です

[IMDB]
nm0299649

[誕生日]
4月21日

[出身]
フランス

[撮影]
Pathé Consortium Cinéma

[サイズ]
16.8 × 22.8cm

[コンディション]
A-

モリー・マローン Molly Malone (1888 – 1952) 米

1919年 Garage

頼もしく、軽やか。
時々電線に
引っかかっているのはご愛嬌。

(ファッティとキートンの初舞台 / 1919年)

[IMDB]
nm0540485

[誕生日]
12月7日

[サイズ]
20.0 × 15.0 cm