1939 – 『山彦呪文』 内務省検閲済台本

表紙には朱で「内務省検閲済台本」と「取扱注意」のハンコあり。表紙を開くと「注意」の題の下、「此台本ハ内務省ノ公文書ニ付キ内部ヲ訂正又ハ汚損セザル様願ヒマス」などの注意書あり。

次ページに「内務省検閲済」のハンコ。

次ページには「注意」として「検閲済ノ »フイルム »又ハ台本ノ内容ヲ加除変更シタルトキハ其ノ検閲ノ効力ヲ失ヒ該当 »フイルム »ノ上映ヲ禁止セラルル虞アルヲ以テ注意セラレ度シ」

作品の要約、配役一覧、台本部と続きますが、全ページに「内務省」の割印があります。

「鳥の傍での発言を堅く禁じてあるのも九官鳥が呪文以外の言葉を覚え込まぬ要心からぢゃ」
「では九官鳥山彦に聞けば百萬両埋蔵の場所がすぐに判ると云ふ譯でござりまするな」

『山彦呪文』は日米開戦の直前に公開された日活の時代劇です。琉球から奪われた百萬両の在りかを知る九官鳥「山彦」をめぐって繰り広げられいきます。