英語でのやりとりで出てきたのが手持ちの映写機の話。ヴォルフさんの挙げていたのはウルティエ社のトリ・フィルムとリゴニー社の映写機。戦後9.5ミリ映写機で最も完成度の高い機種で、この二台持ちは達人認定できるレベルです。そんなベテランにあなたは何を使ってるんですかと聞かれ一瞬ヒヤリ。これってフレンドリーな会話に見せかけて、迂闊な映写機名をあげるとお叱りを受けるパターンですよね。ボレックスのG916他数台で回答したところ「それなら大丈夫(Your projectors are okey!)」とのこと。あはは、本当に試験でしたか。どうやらパスした模様です。
La Vie merveilleuse de Jeanne D’Arc (1930s French Pathé 4339)
1995年の仏VHS版、1930年代前半の英9.5ミリ版2巻物に続き、30年代仏9.5ミリ4巻物を手に入れることができました。全体の映写時間は約50分で、劇場公開版の半分弱をカバーしています。
トマス小崎彦太郎役の中村政登志(Nakamura Masatoshi as Kozaki Hikotaro)フランシスコ大工伝吉役の片岡千恵蔵(Kataoka Chiezo as Denkichi)前田玄意役の市川小文治(Ichikawa Kobunji as Maeda genni)高山右近太夫長房役の金平軍之助(Kanehira Gunnosuke as Takayama Ukon)コスマ竹屋吉郎兵衛役の山本礼三郎(Yamamoto Reizaburo as Takeya Kichirobei)