ドロテア・ヴィーク Dorothea Wieck (1908 – 1986) 独/スイス

「国別サインリスト ドイツ/オーストリア [Germany/Austria]」より

「ドイツ/オーストリア [Germany/Austria]」より

Dorothea Wieck Autographed Postcard
Dorothea Wieck Autographed Postcard

独ワイマール共和期の最末期に残された美しい作品の一つが『制服の処女』でした。

Dorothea Wieck in Mädchen in Uniform (1931)
1931年『制服の処女』(Mädchen in Uniform)より

全寮制の寄宿舎に入寮した少女マヌエラが新たな環境に戸惑い、おそれおののきながら、次第に他の寮生たちに受け入れられていきます。この時にマヌエラが心の支えと頼ったのが若き教師のベルンブルク(ドロテア・ヴィーク)。賑やかで、時に反抗的な少女たちの姿を繊細なタッチで描いた作品は日本でも大きな話題となりました。

[IMDB]
nm0927236

[Movie Walker]
ドロテア・ヴィーク(Dorothea Wieck)

[誕生日]
1月3日

[出身]
スイス(ダボス)

[サイズ]
9.0 × 14.0cm

[データ]
Filma, 323

パイヤール・ボレックス社 DA-37型 9.5mm/16mm両用 サイレント映写機(1937年)

「映写機」より

別に紹介している1933年のDA型のアップデート版として1937年に発売されたのがこちらの通称DA-37です。

外観が一部変更され、筒型のランプハウスの横に半円状のせり出しが見られます。内部に羽が格納されていて、映写中に回転しながら光源のオン/オフを繰り返すのですが羽の大型化に伴ってこのようなデザインとなっています。その他スイッチなどに細かな仕様変更有り。

レンズは1:1.9のF=45mm、フレームのデザインが簡素化されています。最も大きな変更点は、ランプが以前の250Wから400Wに変更されたことです。

スペック、デザイン的な変更があるためDA IIとして売り出しても良さそうなものですが、実際には当時DAとして発売されており、シリアルも以前からの連番を踏襲しています。現在メーカーの公式ページではDA-37の名前で紹介されています。

シリアルナンバー: 12398
対応フィルム: 9.6/16mm
製造国:スイス
製造時期: 1937年~
レンズ: Hermagis Magister F=40mm 1:1.9 (シリアル無)
対応電圧: 110-125v
ランプ: 400w

パイヤール・ボレックス社 DA型 9.5mm/16mm両用 サイレント映写機(1933年)

1933年にスイスのパイヤール・ボレックス社から発売されたのがこちらのDA型映写機です。

本体はやや扁平で、緑がかった灰色をしています。後方からフィルムを流しこみ、ゲージを通じてまた後方へと送り返す構造。実際にモーターのスイッチを入れてみると、その静かでなめらかな立ち上がりにおどろかされます。

普段とは異なるルートを使ってスペインから取り寄せた一台。注意書きのプレートがスペイン語表記になっています。

シリアルナンバー:5643
対応フィルム:9.6/16mm
製造国:スイス
製造時期:1933~37年
レンズ:Hermagis Magister F=40mm 1:1.9 (シリアル:274845)
対応電圧:110-125v
ランプ:250w