2022 – ハンガリーから絵葉書が届きました

サイン館・ハンガリー より 6月末にハンガリーからサイン物が到着しました。 これまで2度(2015年末、2020年)お世話になった和歌山拠点の輸入雑貨店「コツカマチカ」さん経由で入手したものです。 前回は「演劇生活」誌合 … 続きを読む : 2022 – ハンガリーから絵葉書が届きました

コルナイ・マルギット Kornay Margit (1883-1953) ハンガリー

サイン館・ハンガリー より 1901年に舞台女優としてデビュー。1911年に同業者と結婚し、二人の子供も設けるも夫が若くして病没。借金を抱えた寡婦は当時新興産業だった映画に投資を始め、ブダペストに映画館を作ってビジネスを … 続きを読む : コルナイ・マルギット Kornay Margit (1883-1953) ハンガリー

パールマイ・イルカ Pálmay Ilka (1859-1945) ハンガリー

サイン館・ハンガリー より 幾つかの点においてパールマイは時代を先んじてゐた。大柄でがっしりとした、大根足のプリマドンナが大衆のアイドルであつたあの時代、彼女は今日優勢となつている理想、すなわち華奢でスラリとした眩さをす … 続きを読む : パールマイ・イルカ Pálmay Ilka (1859-1945) ハンガリー

モンタグ・イロナ Montagh Ilona (c1899 – ?)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(07) ハンガリーでは今までそれほど多くのコメディ映画は作られてこなかった。だが見ることのできた数少ない幾つかの作品から判断する限り、 … 続きを読む : モンタグ・イロナ Montagh Ilona (c1899 – ?)

バルトシュ・オルガ Bartos Olga(生没年不詳) ハンガリー

ハンガリー [Hungary]より 第一次大戦の末期、1917年にハンガリーのロイヤル・オルフェウム劇場(Royál-Orfeum)で軽歌劇の主役として注目を浴びた女優さん。翌1918年にウィーンのロナッヒャー劇場と契約 … 続きを読む : バルトシュ・オルガ Bartos Olga(生没年不詳) ハンガリー

レンケッフィ・イツァ Lenkeffy Ica(1896–1955)と『シュラムの乙女(Szulamit)』(1916年、イレシュ・イェネー監督)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(05) 1896年、役者夫婦の娘としてミシュコルツに生れる。正式に演劇の勉強を学ぶことなく10代半ばにしてコメディ劇場で初舞台を踏む。 … 続きを読む : レンケッフィ・イツァ Lenkeffy Ica(1896–1955)と『シュラムの乙女(Szulamit)』(1916年、イレシュ・イェネー監督)

ベレギ・オスカー Beregi Oszkár (Sr.) (1876 – 1965) と『黄金の男』(1919年)&『怪人マブゼ博士』(1933年)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(03) 1890年代末から本格的に演劇活動を始め、劇場を転々としつつ下積みを重ね、1900年代に人気役者の仲間入り、映画産業の勃興した … 続きを読む : ベレギ・オスカー Beregi Oszkár (Sr.) (1876 – 1965) と『黄金の男』(1919年)&『怪人マブゼ博士』(1933年)

ホッライ・カミッラ(Hollay Kamilla / Camilla von Hollay, 1899 -1967) と『アフロディーテ』(1918年、デエーシ・アルフレード監督)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(04) ハンガリー映画の黎明期に勢いのあったスター映画社と契約を結び、イレーシュ・イェネ監督作品『János vitéz』(1916年 … 続きを読む : ホッライ・カミッラ(Hollay Kamilla / Camilla von Hollay, 1899 -1967) と『アフロディーテ』(1918年、デエーシ・アルフレード監督)

ゴンバセージ・フリーダ (Gombaszöghy/Gombaszögi Frida, 1890 – 1961) と『私は死にたい』(1918年、アンタルッフィ・シャーンドル監督)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(02) 1890年生まれ。1909年演劇学校卒業後に舞台女優の活動を始め、1910年代中盤にかけ知名度を上げていきます。1916年にコ … 続きを読む : ゴンバセージ・フリーダ (Gombaszöghy/Gombaszögi Frida, 1890 – 1961) と『私は死にたい』(1918年、アンタルッフィ・シャーンドル監督)

フェダーク・シャーリ (Fedák Sári, 1879 – 1955)と『三週間』(1917年、ガラシュ・マールトン監督)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(01) フェダーク・シャーリは1890年代末からの長いキャリアを持つオペレッタ女優です。1910年代中盤には『シビル』(1914年)、 … 続きを読む : フェダーク・シャーリ (Fedák Sári, 1879 – 1955)と『三週間』(1917年、ガラシュ・マールトン監督)

1918 – 『演劇生活』誌 28号〜39号(7~9月) 合本 “Színházi Élet”

1910年に創刊されたハンガリーの演劇週刊誌。18年夏〜秋の12冊を合本にして愛蔵版としたもの。グラビア、新作劇の紹介・講評、劇中歌の楽譜や諸々のエッセイ、広告を含んだ内容です。1冊の紙数は52ページで12冊だと600頁 … 続きを読む : 1918 – 『演劇生活』誌 28号〜39号(7~9月) 合本 “Színházi Élet”

バンキー・ユディット (Bánky Judit、1896 – 1918) ハンガリー

今回のコロナ禍をめぐる報道では1918~1920年に発生していたスペイン風邪が繰り返し話題に上っています。医療体制も整っていない時代の世界的感染は凄まじいもので、その影響は映画や演劇界にも及んでいました。当時のスペイン風 … 続きを読む : バンキー・ユディット (Bánky Judit、1896 – 1918) ハンガリー

ラーバシュ・ユーツィ Lábass Juci / Lucie Labass (1896 – 1932) ハンガリー

サイン館・ハンガリー より 1896年7月22日、スボティッツア(現セルビア領)に生れる。父親はエンジニア。幼少時は親の希望で修道会で育てられ、10代で舞台女優を夢見てブタペストに上京、女優ラーコシ・シディの下で学びまし … 続きを読む : ラーバシュ・ユーツィ Lábass Juci / Lucie Labass (1896 – 1932) ハンガリー

ラーバシュ・ユーツィ Lábass Juci / Lucie Labass (1896 – 1932) ハンガリー

「ハンガリー [Hungary]」より ハンガリー出身の女優さんで近々、スペインの煙草売り娘から胡散臭いキャバレーの踊り子へ身を堕としていくアルゼンチニータの役でお目にかかるはずである。映画のタイトルは『麗しのマヌエラ』 … 続きを読む : ラーバシュ・ユーツィ Lábass Juci / Lucie Labass (1896 – 1932) ハンガリー

1917-22 忘れじの独り花(16)エディット・メラー Edith Meller (1897 – 1953)

フィア・エーマンス旧蔵サインコレクション より 第一次大戦中の1916年にデビューし1922年頃まで旺盛な活動を見せていたハンガリー出身の女優。 初期はナチオナール映画社やPAGU社作品に多く出演。このうち助演した191 … 続きを読む : 1917-22 忘れじの独り花(16)エディット・メラー Edith Meller (1897 – 1953)

エルンスト・マトレイ Ernst Matráy (1891 – 1978) ハンガリー

サイン館・ハンガリーより ハンガリー出身の舞踏家、俳優、監督兼振付師。 1910年代初頭にマックス・ラインハルトに才能を見いだされ舞台デビュー。ラインハルト劇団で話題を呼んだ『奇跡』(マリア・カルミ主演、1911年)に出 … 続きを読む : エルンスト・マトレイ Ernst Matráy (1891 – 1978) ハンガリー

リア・デ・プッティ Lya de Putti (1897- 1931)

パラマウントの「サタンの嘆き」と「神我に二十仙を賜ふ」、ファースト・ナショナルの「燃ゆる唇」ドイツ、ウフアの「ヴアリエテ」 – リア・ド・プテイの昭和二年はまことに華々しかつた。ド・プテイの美は、昨年一年間で … 続きを読む : リア・デ・プッティ Lya de Putti (1897- 1931)