1923 – 私訳完全版 『回想録』 スタシア・ナピエルコウスカ(シネミロワール誌 1923年4~5月 第24~26号掲載)

ナピエルコウスカより 1923年春、仏シネミロワール誌にナピエルコウスカによる自伝的文章『回想録』(Mes Souvenirs)が3回に分けて掲載されました。フェデー作品で女優活動を本格的に再開させたナピエルコウスカが新 … 続きを読む : 1923 – 私訳完全版 『回想録』 スタシア・ナピエルコウスカ(シネミロワール誌 1923年4~5月 第24~26号掲載)

1912 – 9.5mm 『ナピエルコウスカ嬢のカンボジア風舞踏』(『浮世の荒波』抜粋) 1923年仏パテ社プリント

9.5mm Film Stacia Napierkowska in Danses Cambodgiennes … 続きを読む : 1912 – 9.5mm 『ナピエルコウスカ嬢のカンボジア風舞踏』(『浮世の荒波』抜粋) 1923年仏パテ社プリント

スタシア・ナピエルコウスカ Stacia Napierkowska (1886 – 1945) 仏

サイン館・フランス & ナピエルコウスカより 君はスタシア、ナピエルコウスカ(Mlle. Stacia Napierkowska)を知つてゐるだらふ?パテーの畫に度々出たからね、あれもポーランド種だ、コンスタンチ … 続きを読む : スタシア・ナピエルコウスカ Stacia Napierkowska (1886 – 1945) 仏

アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

サイン館・フランス より 1902年パリ生まれ。地方(サヴォワ県)で開催されたミスコンでの優勝をきっかけに名が知られるようになり映画女優としてデビュー、当初はルイ・メルカントン監督作品等に出演していました。 優雅さと気品 … 続きを読む : アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

2000 – 『1895誌 第31号 アベル・ガンス 新たなる視点』(仏映画史研究協会編)

秘宝館・アベル・ガンス より 今回ガンス氏の青年時代の写真紹介でも引用した「1895」誌のガンス特集。同誌についてはこれまでエクレール社特集号とルイ・フイヤード監督特集号の二冊を紹介済で今回が三冊目になります。 全体の構 … 続きを読む : 2000 – 『1895誌 第31号 アベル・ガンス 新たなる視点』(仏映画史研究協会編)

1926 – 『悲しみの聖母』リバイバル上映会招待券

トリオンフ映画社は 貴殿を以下の上映会にご招待いたします 『悲しみの聖母』 アベル・ガンス監督作品 『若返りの泉』 『チュニジア』 上映会は1926年3月1日の14時半より パリのドゥエ通り61番地、アルティスティク映画 … 続きを読む : 1926 – 『悲しみの聖母』リバイバル上映会招待券

1916 – エミー・リン Emmy Lynn 直筆メッセージ入り劇場用パンフレット

映画女優として名が知られる直前の1916年、エミー・リンは『キット(Kit)』という3幕物の舞台喜劇に出演しています。劇場付きのオーケストラが伴奏を担当していて、同楽団でチェロを担当していた音大の女学生がエミー・リンと共 … 続きを読む : 1916 – エミー・リン Emmy Lynn 直筆メッセージ入り劇場用パンフレット

1950年代中盤 仏ウルティエ社 9.5ミリ モノフィルム映写機 53型

映写機館 より ウルティエ社はフランス中部の町サン=テティエンヌを拠点に戦中(1930年代末)に活動を開始した映写機メーカーです。同社の映写機には幾つかのタイプがあるのですが、主流となっていたのが戦前のデザインを引き継い … 続きを読む : 1950年代中盤 仏ウルティエ社 9.5ミリ モノフィルム映写機 53型

映写機用レンズの肖像 [10]:仏アンジェニュー社 f=35 1:1.5

映写機用レンズの肖像より アンジェニユー社は映画カメラ用レンズ(特にズームレンズ)に定評のあったフランスのレンズメーカーです。1950年代に映写機用のレンズも提供しており、ウルティエ社の映写機のメインレンズとしても活躍し … 続きを読む : 映写機用レンズの肖像 [10]:仏アンジェニュー社 f=35 1:1.5

1914年(大正3年) 黒いカーネーションの秘密

AI(人工知能)で白黒写真をカラー化する技術はこの数年で大きく進歩していて、何らかの形で実例をご覧になったことがある方は多いと思われます。オンラインのサービスを提供しているところもあったので一枚のデジタル画像をカラー化し … 続きを読む : 1914年(大正3年) 黒いカーネーションの秘密

2021 – DVD デジタル修復版『ティーミン』(1919年、ルイ・フイヤード監督)

「ルイ・フイヤード」より Tih-Minh (1919, Gaumont, dir/Louis Feuillade, 4K Digital-Restored Version) 『ジュデックス』は重要な転換点となった。以後 … 続きを読む : 2021 – DVD デジタル修復版『ティーミン』(1919年、ルイ・フイヤード監督)

1916-1917 DVD 『ミスタンゲット:無声映画特選集』(2016年、LCJ出版社)

戦前フランスで活躍し「ミス(la Miss)」の愛称で親しまれた舞台パフォーマー、ミスタンゲット。「ミス」は略称であると同時に英語の”ミス”でもあって、こと彼女に関しては「お嬢」と訳したくなる雰囲気を含んでいます。舞台デ … 続きを読む : 1916-1917 DVD 『ミスタンゲット:無声映画特選集』(2016年、LCJ出版社)

ミスタンゲット Mistinguett (1873 – 1956) 仏

フランス [France]より 2018年12月、東京大学で『ミスタンゲットを発見せよ――フランス・サイレント映画の夕べ』が開催されていました。1910年代の短編3本に弁士の語りを加えた内容で日本でも無声映画女優としての … 続きを読む : ミスタンゲット Mistinguett (1873 – 1956) 仏

1922 – 9.5mm 『カマルグの王』(アンドレ・ユゴン監督)

「9.5ミリ 劇映画」より 魔法をつかふ一人のボヘミアの女がルノ婚約女であるリヴエットに或る運命を告げました。所がその勇氣と武功とから人々の賞讃を得た傲慢なルノーはカマルグ王の綽名を受けたのであります。而してリヴエットを … 続きを読む : 1922 – 9.5mm 『カマルグの王』(アンドレ・ユゴン監督)

1914 – 9.5mm 『小人たちの王国 対 巨人国の王ギガス』 (1914年、仏、フェルディナン・ゼッカ)仏パテ社プリント

小人症映画小史(01) 小人国の宮廷で皇女ピッコリーナの婚約が発表された。皇女に横恋慕していた巨人国のギガス王(モーリス・シュヴァリエ)はこの知らせに激怒し姫の拉致を命ずる。新郎新婦の披露の場に向かおうとしたピッコリーナ … 続きを読む : 1914 – 9.5mm 『小人たちの王国 対 巨人国の王ギガス』 (1914年、仏、フェルディナン・ゼッカ)仏パテ社プリント

1917年頃 仏エクレール社 業務用貸出フィルムカタログ

「『ジゴマ』/ヴィクトラン・ジャッセ [Zigomar / Victorin-Hippolyte Jasset]」より 『ジゴマ』や『プロテア』で成功を収めた仏エクレール社が業務用(個人ではなく映画館向け)に配布していた … 続きを読む : 1917年頃 仏エクレール社 業務用貸出フィルムカタログ

EYE映画博物館 ジャン・デスメット・コレクション収蔵の初期エクレール社喜劇短編

20世紀初頭に映画配給者として活動していたジャン・デスメット(Jean Desmet)氏の35ミリフィルム・コレクションは現在ユネスコの記憶遺産に指定されています。現在フィルムはオランダのEYE映画博物館が管理していて同 … 続きを読む : EYE映画博物館 ジャン・デスメット・コレクション収蔵の初期エクレール社喜劇短編

1933 – 9.5mm 『嵐の孤児』(パテ・ナタン社、モーリス・トゥールヌール監督) 英パテスコープ社無声版

戦前フランスを代表する監督の一人、トゥールヌールによる『嵐の孤児』(1933年)の9.5ミリ版。元々トーキーとして公開されたものですがこちらは英語字幕埋めこみ版となっています。プリント状態が悪く全体に傷が目立ちます、ご了 … 続きを読む : 1933 – 9.5mm 『嵐の孤児』(パテ・ナタン社、モーリス・トゥールヌール監督) 英パテスコープ社無声版

1957 – 9.5mm 『太平洋の怪獣ゴジラ』(『ゴジラ』仏編集版、東宝他) 1960年頃 仏フィルム・オフィス版

『ゴジラ』の日本初公開(1954年)から2年後の1956年、追加撮影された場面を加え設定を変更した編集版『怪獣王ゴジラ(Godzilla, King of the Monsters! )』がアメリカで公開されています。オ … 続きを読む : 1957 – 9.5mm 『太平洋の怪獣ゴジラ』(『ゴジラ』仏編集版、東宝他) 1960年頃 仏フィルム・オフィス版