エニッド・ベネット Enid Bennett (1893 – 1969) 豪/米

「 合衆国・カナダ・オーストラリア [USA/Canada/Australia]」より

Enid Bennett

一千九百十六年の十月、米國に渡つて紐育市に興行中、恰度その時紐育に来て居たトライアングル會社のトーマス・エッチ・インス氏に認められて、映畫劇の俳優たる可く勸誘された。斯うして、嬢はインス氏と共にローサンゼルス市に行き、トライアングル會社のケービー映畫に出演する事となつたのである。その第一回作品は「闇の王女」といふ現代劇で、嬢はフェイ・ヘロンといふ役を勤めた。嘗てキネマ倶樂部に上場された「オパルの輝き」は第二回目の作品である。

一千九百十七年、インス氏が全所属俳優を率いてパラマウント映畫部の爲めにインス特作品を製作するやうになると、嬢も亦これに従つてパラマウント映畫部に轉じた。そしてインス映畫に出演した。

『活動名優寫眞帳』(花形臨時増刊、大正8年、玄文社)

エニッド・ベネット(イーニッド表記あり)のサイン2枚目。裏に手書きで「1917年4月」の日付が入っています。写真そのものは中央に現像され、余白を広めに取って縁が額縁になるよう加工されています。

20年代女優のイメージが強かったため1917年の日付は驚きでもありました。初主演作の公開が同年1月。レースの帽子など衣装にヴィクトリア朝風の雰囲気が残っています。

Enid Bennett 1917 Autographed Photo