2022年1月5日 – 京都等持院 マキノ省三・雅弘墓所 & 京都蓮華寺 伊藤大輔墓所 「熱眼熱手」
先年、伊藤大輔監督が雅弘氏に謹呈した自著を譲り受ける機会がありました。「等持院に先生のお墓があります。是非寄ってあげて下さい」と教えてもらい、今回は必ず寄ろうと決めていました。 吟松寺を離れてそのまま紙屋川沿いに南下。金 … 続きを読む : 2022年1月5日 – 京都等持院 マキノ省三・雅弘墓所 & 京都蓮華寺 伊藤大輔墓所 「熱眼熱手」
先年、伊藤大輔監督が雅弘氏に謹呈した自著を譲り受ける機会がありました。「等持院に先生のお墓があります。是非寄ってあげて下さい」と教えてもらい、今回は必ず寄ろうと決めていました。 吟松寺を離れてそのまま紙屋川沿いに南下。金 … 続きを読む : 2022年1月5日 – 京都等持院 マキノ省三・雅弘墓所 & 京都蓮華寺 伊藤大輔墓所 「熱眼熱手」
「阪東妻三郎関連」より 牧野氏の獨立はやがて多數の契約館を喪失するに至かも知れぬ。そこで東亜は躍起となつて牧野氏と交渉を始め、その結果愈よ圓滿に解決を告げて、五月三十一日を以て完成せる『落花の舞』(全二編、沼田紅綠氏監督 … 続きを読む : 大正14年(1925年) – 『フアンの友』(太陽社)
日本・女優より 本名瀧澤昇子。明治四十五年東京市赤坂區に生る。靑山女學校修業。大正八年帝國劇場にて初舞臺後引継ぎ舞臺にあり映畫界入りは大正十四年マキノ入社は昭和五年二月。娘役が得意、主な近作は「鴨川小唄」「光を求めて」「 … 続きを読む : 浅間 昇子 [Asama Shôko]
1920年代中盤、大正末期に発行された167号から185号まで全19冊の『キネマ旬報』を合本にしたもの。 グラビアを重視しゴシップ記事も織りこんだ『活動倶楽部』や『活動画報』と異なり、『キネマ旬報』は網羅的な映画評を主と … 続きを読む : 大正13~14年(1924~25年) 私家版・キネマ旬報合本(167~185号)を読む
10年近く前、国産無声映画の紙物で初めて手に入れたのがこの辺の豆ブロマイドでした。大正末期~昭和初期に九州で活動していた「活キチ」さんの旧蔵品がネットオークションに出品されていたのを発見、いずれも結構な勢いで落札されてい … 続きを読む : 1926~1935年 剣戟俳優映画 豆ブロミニコレクション
何は兎もあれ、生命に代えて守護して居る大切なる御宸筆が怪賊の手に奪られたあつては、朝廷に對し奉りて御申譯がない。何うあつても之れを尋ね出さなければならぬ、と一大決心を起したのが少將の令嬢八重姫である。 『譬え女でも武士の … 続きを読む : 1926年 – 市川右太衛門主演『孔雀の光 前編』(マキノ、沼田紅緑監督)説明本・出版者不明
日本・女優より 吉村さだ子、明治卅八年九月長崎市生、舞臺生活の後マキノ等持院に入り時代劇に活躍す、マキノを去つて家庭の人となつてゐたが本年阪妻プロに入社「紫頭巾」 『現代俳優寫眞と名鑑』(1927年11月5日、國民新聞附 … 続きを読む : 泉 春子 [Izumi Haruko]
日本・男優より 本名淺井善之助。明治卅九年、大阪市に生る。幼少より子役として舞臺に立ち、後市川右團次の門に入り、現在の藝名を名乗つて大正十五年マキノへ入社。昭和二年獨立して右太衛門プロダクシヨンを起し翌年より松竹と提携し … 続きを読む : 市川 右太衛門 [Ichikawa Utaemon]
昭和2年(1927年)11月5日付の國民新聞の付録。 一面と四面は主に広告で占められており、日活の『砂絵呪縛』、松竹『海の勇者』(電氣館)、パラマウント社『決死隊』(邦楽座)、『通し狂言 忠臣蔵』(帝劇)などの宣伝が掲載 … 続きを読む : 1927年 『國民新聞 附録 現代俳優寫眞と名鑑』
日本・女優より 明治四十五年宇都宮に生る。五歳で河合武雄一派の『月魄』が初舞臺、映畫では國活を振り出しに松竹、東亞と轉々とし何れも重要な子役を勤め上げ更にマキノに移つて一躍スターとなつた。主演『戀の守備兵』『村へ來た呑氣 … 続きを読む : 都賀 静子/靜子 [Tsuga Shizuko]
物語は将軍綱吉の後継者争いが背景となっていて紀州派の柳沢吉保を元締めにした柳影組、水戸派間部詮房の天目党が互いに妨害工作を行っています。 間部詮房の下、副首領として天目党をまとめているのが勝浦孫之亟(月形龍之介)。詮房の … 続きを読む : 1927 – VHS 『砂絵呪縛』(金森万象監督、月形龍之介主演)
日本・男優より 本名鈴木光、明治三十年、東京市に生る。築地文海學校、立教中學。大原簿記商業科等に學び、大正九年松竹キネマ研究所に入り、蒲田スタヂオへ入社。マキノ入社は昭和三年五月。主な近作は「情恨」「次郎長旅日記」嵌り役 … 続きを読む : 南 光明 [Minami Kômei]
日本・女優 & 女優別絵葉書ギャラリーより 未だ「小坂時代劇」が在つた頃、尾上紋十郎の主演映畫に出てゐたが、後アシア時代劇部に編入された年若い女優。連續映畫『孔雀の光』に重要な姫君の役を受持つてから頓にその腕を認 … 続きを読む : 泉 清子 [Izumi Kiyoko]
「阪東妻三郎関連」 & 「8ミリ 劇映画」より 別投稿で紹介した8ミリ版『旗本退屈男』と同じ出所のフィルムで、傅次郎・阪妻・長二郎・嵐寛・千恵蔵の剣戟を中心にした編集版。80年代にVHSで市販されていた『活弁トー … 続きを読む : 1970年代前後 スーパー8 『乱斗集』(マツダ映画社/村上プロダクション)
日本・男優より マキノ省三に見いだされ、「マキノ梅太郎」名義で1927年に銀幕デビュー。 「マキノ青年派」(潔、久夫、登六、政美、梅太郎)の一角を担う若手のホープとして『神州天馬侠』4部作に主演しました。その後帝キネに移 … 続きを読む : 中村 (マキノ) 梅太郎 [Makino Umetarô]
日本・女優より 本名伊藤英子。明治四十三年東京市神田に生る。兄は衣笠貞之助監督。映畫界の第一歩は十五歳の時。後マキノ、日活等に出演し片岡千恵蔵プロダクシヨン創立と共に入社ヴアンプ型を以て立つ。主な近作は「渦潮」「逃げ行く … 続きを読む : 衣笠 淳子 [Kinugasa Junko]
日本・女優 & 女優別絵葉書ギャラリーより [JMDb]桜木梅子 [IMDb]Umeko Sakuragi 関連記事 1927 – 『尊王攘夷』 1932 – 川島実市氏の絵葉書帳
京都を拠点に活動していた花形社の雑誌のひとつで、こちらは1926年末に「キネマ花形」と改題後出版された新生第一号となります。 表紙を飾っているのはコリーン・ムーア。本文は全て一色刷り、数点のグラビアを除くと大半が公開され … 続きを読む : 1926年『キネマ花形』 (『活動花形』改題 11月号 花形社)
「戦前・戦中 髙島栄一・康彰氏旧蔵の葉書群」より 東郷久義(1898年3月26日 – 没年不詳) 本名品川久義。明治卅三年島根縣に生る。上京して海城中學を了へ、尚ほ関西大學法科を卒業後三年間歐州を漫遊す。大正 … 続きを読む : 東郷久義、昭和5年(1930年)の暑中見舞い
「戦前・戦中 髙島栄一・康彰氏旧蔵の葉書群」より マキノ御室映畫部の幹部花形としてメキメキ賣り出した彼は有らゆる映畫に新進振りを發揮してフアンを喜ばせてゐる。最近製作の映畫では『愛しき彼』(都賀靜子、水谷蘭子共演)『靑春 … 続きを読む : 杉狂児、昭和3年の暑中見舞い