橘 公子 [Tachibana Kimiko]
日本・女優 より 大正十年十月十日、川村喜三子を本名として和歌山市に出生。同市小學校を二年にて一家と共に上京、西原小學校に轉校、同校卒業と共に青山學院高等女學部に入學、卒業後昭和十一年七月より日活入社したもので、「嫁入り … 続きを読む : 橘 公子 [Tachibana Kimiko]
日本・女優 より 大正十年十月十日、川村喜三子を本名として和歌山市に出生。同市小學校を二年にて一家と共に上京、西原小學校に轉校、同校卒業と共に青山學院高等女學部に入學、卒業後昭和十一年七月より日活入社したもので、「嫁入り … 続きを読む : 橘 公子 [Tachibana Kimiko]
日本・女優 より 父と母と、兄と妹二人に私、家族は六人で、私の十五歳になるまでは、その富岡町にずつと住んでをりました。私は大正十年七月二十三日生れですから昭和十一年まで住んでゐた譯で御座います。[…] 父は何 … 続きを読む : 風見 章子 [Kazami Akiko]
日本・男優 より 明治四十四年十月五日寺田靜夫を本名として芝區田村町に出生。昭和三年慶應義塾商工學校を卒業同六年日大藝術科に學ぶ、當時より熱心なる演劇研究家として知らる。同八年三月松竹本社に勤務してゐたが、僅か半年足らず … 続きを読む : 徳大寺 伸 [Tokudaiji Shin]
日本・男優 より (生年月日)明治四十二年二月五日生 (略歴) (学校)尋常小學校卒業 (舞臺)七歳の時中村福圓について旅を廻つた。 (撮影)大正九年日活へ入る。 (代表的出演映畫)「楠公」 (處女出演映畫) … 続きを読む : 尾上 松葉 [Onoe Matsuba]
日本・男優 より (生年月日)明治三十年四月四日生 (略歴) (学校)早稲田大學英文科出身 (舞臺)大正三年東京有樂座にて「靈驗」に初演。爾後無名會、國民座、舞臺協會、兒童劇等に出演 (撮影)大正十一年十月よ … 続きを読む : 御子柴 杜雄 [Mikoshiba Morio]
日本・男優 より 「悲しき仇討」が處女映画、その後「荒神山の血煙」「殺生村正」の主役をして關西活フアンにもてはやされた。明治二十六年東京 [原文ママ]に生る。本名は矢野正三郎。 『世界のキネマスター』(1925年5月、報 … 続きを読む : 市川 小文治 [Ichikawa Kobunji]
以前から何度か紹介してきている月刊誌『冨士』の付録、今回は1935年度版で表紙は霧立のぼるさん。トーキーがほぼ定着した状況で、映画を彩ってきた音楽と同時期に隆盛を誇り多くのスターを生み出していた歌劇とをメインに据えた構成 … 続きを読む : 昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録
日本・男優 より 【二 [生年月日]】 明治三十年八月二十四日。 【三 [生地]】山形縣東田川郡。 【四 [學歴]】日本映畫俳優學校卒業、山形縣立荘内農學校卒業。 【五 [職業歴]】日本體育用品株式會社取締役。 【七 [ … 続きを読む : 佐藤 円治/圓治 [Sato Enji]
日本・男優より 『活動之世界 新年特別号』収録のポートレート 映畫界に這入つてから漸く二年になりましたが、最初の頃は唯理もなく、カメラの前に立つて居たのに、段々と様々な經驗幾分映畫と謂ふ物を識つて來た此頃になつて、初めて … 続きを読む : 山本 嘉一 [Yamamoto Kaichi]
日本・男優 より 本名は髙橋英二 [原文ママ]、チヤキチヤキの神田ッ兒で明治三十六年生れ、大正九年七月大正活映に入り故栗原トーマスの下で『邪性の淫』の主演をやり、其後東亞、阪妻プロダクシヨンを経て十四年十月日活に入社し現 … 続きを読む : 岡田 時彦 [Okada Tokihiko]
日本・男優 より 彼は明治三十七年十二月に京都市下京區西ノ京伯樂町で生れた。法政の豫科を出てから大正十三年三月に日活に入り、最初の主演映畫『大地は微笑む』に依つて始めて彼れの天分を認められて一躍名聲を博した。其後『人間』 … 続きを読む : 中野 英治 [Nakano Eiji]
日本・男優 より 本名三枡豐三郎、明治二十五年三月、名古屋市に生る。明治四十年東京三崎座で高田實を師として初舞、大正十年八月松竹キネマに入社、「琵琶歌」「金色夜叉」等に出演、大正十一年十二月日活に入社、「血と靈」「女性は … 続きを読む : 三桝 豊 [Mimasu Yutaka]
日本・男優より 本名小笠原長英。明治卅七年東京市外に小笠原長生氏の次男として生る。小笠原明峰氏の弟。學習院髙等科を卒業後映畫に投じ昭和三年十月、日活時代劇部に入社し、昭和五年八月現代劇部に轉籍す。主な近作は「英傑秀吉」「 … 続きを読む : 楠 英二郎 (小笠原 章二郎) [Kusunoki Eijirô]
映画史・日本 より 浪次は唯目を睜(みは)るのみ。事の意外に物も云へなかつた。 「浪次さん。妾からこそお願ひします。三重子といふ者は憎いでせう。其憎い妾に可愛い我子を渡すのは定めし辛くもお思ひでせうが、輝雄の爲、彼の子 … 続きを読む : 1922 – 『二人静』 (日活向島)を観る @発掘された映画たち2022/国立映画アーカイブ
風説と流言、妄言の戦前邦画史 国立国会図書館の「参考書誌研究」第77号(2016年3月発行)に同館の所蔵している発禁図書のリストが掲載されています(「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』-安寧ノ部・風俗ノ部-、 大塚奈 … 続きを読む : 1927 – 発禁本 『スター 秘話戀の文がら』(池田溪水、成行社、昭和2年)
6日午前中は繁華街で写真撮影や買い物を楽しんできました。町には正月気分が漂っているものの、錦市場などは平日だったこともあって人出は少なかったです。 午後に地下鉄で烏丸今出川まで向かい、そこから徒歩で東に移動。途上、鴨川を … 続きを読む : 2022年1月6日 – 京都・葵公園 尾上松之助胸像
「映画往来」「劇と映畫」「キネマ旬報」誌への寄稿で知られる淡路浪郎氏らを中心に編集された日活専門のファン雑誌。表紙は岡田嘉子さんで巻頭に西條香代子、澤村春子、岡田嘉子らのグラビアを収録。画質は並ながらも雰囲気の捉え方が上 … 続きを読む : 大正14年(1925年) – 『日活映画』 9月号(映畫世界社)
故鐵處は良き種子(たね)を播きました。併しそれを今後なほ偉きく培ひ育てなければなりません。私の雑誌は今日迄我國映畫界の爲に幾分かの貢獻をして來たと思ひます。けれども歐州対戰の終りを告げた今日、斯界の現状は、今後の趨勢は、 … 続きを読む : 大正8年(1919年)『活動之世界 新年特別号』
村田實氏の「運轉手榮吉」に次ぐ作品は新加入の高島愛子孃と鈴木傳明氏共演になる學生ローマンス劇と決し、目下脚本選定中である。 撮影所通信 『キネマ旬報』 大正13年(1924年)11月1日付第176号 村田實氏は既報の如く … 続きを読む : 1924 – 『靑春の歌』(日活京都、村田實監督) 鈴木傳明&高島愛子 絵葉書
1925年(大正14年)初頭、『芝居とキネマ』新年号の巻末付録として作成された12ページの俳優名鑑。 劇界・東京歌舞伎俳優51名(25.0%) 劇界・大阪歌舞伎俳優26名(12.7%) 劇界・東西新派俳優29名(1 … 続きを読む : 1925 – 『現代俳優かがみ』 (『芝居とキネマ』 第二年第一号 大正14年新年号付録)