山田 五十鈴 (1917 – 2012)

「国別サインリスト 日本 [Japan]」より

Yamada Isuzu Autographed Postcard
Yamada Isuzu Autographed Postcard

 

そうです遠い昔、ウズマサ撮影所の所長室に、まことに顔だちのよい下町風な姿で可愛いい女の子が大人に連れられて当時の池永浩久所長に挨拶しています。所長は大変ご機嫌で、明るい笑声が窓の外まで流れています。これが山田五十鈴さんの若き日の入社第一日です。

『髪と女優』(伊奈もと著、1961年、151頁)

サイレント映画云々で語るより昭和を代表する大女優の一人と呼ぶのがしっくりきます。

デビュー時はまだ無声で、娘役を演じた30年代作品(『マリアのお雪』)も数点現存しています。地力を蓄えて本領を発揮したのは戦後でした。一般の評価は高くないかもしれませんが独立プロ作品『女ひとり大地を行く』(1953年)のアンナ・マニヤーニ直系の演技も素敵でした。

[IMDB]
nm0945222

[JMDB]
p0147410

[出身]
日本(大阪)

[誕生日]
2月5日

[サイズ]
8.6 × 13.6 cm

[コンディション]

スーパー8 『邦画名作抄 美人女優列伝 サイレント時代・草分けの美女たち』

「8ミリ 劇映画」より

手元にあるのは第一巻。無声映画期の女優さんが登場するハイライト場面をまとめた内容です。

田中絹代さん主演の『伊豆の踊子』で始まり、松竹スタジオの外観などを挟みながら井上雪子さん主演の『与太者と海水浴』へ。浅瀬に着衣のまま飛びこんでしまう大胆な展開に。

名作『不壊の白珠』を挟んで『夜ごとの夢』。栗島すみ子さんキャリア後期の作品で子供に頬をつけて泣いている時の表情が圧倒的。最後に『金色夜叉』での寛一お宮のやりとりが紹介されています。どの女優さんも雰囲気ありますね。

二巻目以降に倍賞千恵子さん、岸恵子さんが登場するようです。

1) 不壊の白珠(1929年、清水宏監督) 及川道子、八雲恵美子ほか
2) 夜ごとの夢(1933年、成瀬巳喜男監督) 栗島すみ子、飯田蝶子ほか
3) 伊豆の踊子(1933年、五所平之助監督) 田中絹代、若水絹子ほか
4) 与太者と海水浴(1933年、野村浩将監督) 井上雪子、光川京子、高峰秀子ほか
5) 金色夜叉(1937年、清水宏監督) 川崎弘子

白黒200フィート
磁器録音(24コマ/秒)
テレキャスジャパン/大沢商会/松竹