坪内美子 (1915 – 1985)

日本・女優 [Japanese actresses]より

Tsubouchi Yoshiko 1930s Autographed Postcard

昭和七年十二月松竹蒲田撮影所に入社早々『涙の渡り鳥』を主演させられたという幸運女。その時彼女は十八だつた。『水谷八重子が若くなつたゾ。』といふ評判は、その時からぱツと立つた。事實彼女には八重子そつくりの所がある。

續いて主演したのが『島の娘』で何れも一世を風靡した小唄の映畫化だけに大變な當り方。かうしたお蔭で彼女の事を今日でも『小唄女優』といふ。身長五尺二寸、體重十三貫五百匁 – 東京市小石川區白山御殿町に生れ、本名は山崎登美子(松竹・大船)

『日本映画年鑑 大正十五年昭和二年 第三年版』
(朝日出版社、1927年4月)

坪内は東京銀座の女給だったが、一昨年蒲田に入り、『島の娘』『涙の渡り鳥』の二本の小唄映画で忽ち売り出した。一時、そのはれぼったい眼を手術して、野村芳亭監督に叱られたが、手術に失敗して依然たるはれぼったい眼なので『けがの功名とは、このことやで-』と、監督に云はれた

『最新映画大鑑』

『浮草物語』(1934年、小津安二郎)より

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坪内美子 [IMDb]
Yoshiko Tsubouchi [出身]
日本 [生年月日]
6月22日