1913 – 16mm 『エルダーブッシュ峡谷の争い』(The Battle at Elderbush Gulch)

グリフィス監督の初期短編。白人とアメリカン・ネイティヴとの争いを描いた一作で、枠組みとしては西部劇。しかし戦いの描写や物語の運びは西部劇が確立された後代と大分異なっています。

興味深いことに男中心の価値観の中で女たちの動きが丁寧に追われています。生まれたばかりの赤子を奪われ動揺する若い母親(リリアン・ギッシュ)、火の手をくぐり赤ん坊を助け出すお下げ髪の少女(メエ・マーシュ)。1912~14年はグリフィスの創造力が最も豊かだった時期で、生まれようとしている西部劇映画にみずみずしい息吹を注ぎこんでいました。

Lillian Gish & Mae Marsh in The Battle at Elderbush Gulch (16mm B&W Blackhawk Print)

[タイトル]
The Battle at Elderbush Gulch

[製作年]
1913年

[IMDB]
tt0003662

[メーカー]
米ブラックホーク社

[フォーマット]
16mm (ダブルパーフォレーション、無声)

リリアン・ギッシュ Lillian Gish (1893 – 1993)

Lillian Gish Autographed Card

初期グリフィス短編から遺作『八月の鯨』(1987年)まで、息の長いキャリアを築いたリリアン・ギッシュ。現存しているサイン物も多く、通常のサイン入りポートレート、献辞入りの自著、タイプ打ちの書簡、名前のみのカードまで形も様々です。

こちらのカードはレイ・ルフェーヴル氏に宛てた一枚で、「メリー・クリスマス レイ・ルフェーヴル様 そして明けましておめでとう 今までで一番のお休みになりますように リリアン・ギッシュ」の文言が残されています。日付がありませんが晩年の70~80年代でしょうか。

[IMDb]
nm0001273

[Movie Walker]
Lillian Gish

[誕生日]
10月14日

[サイズ]
7.4 × 10.1cm