アリス・ヘシー Alice Hechy (1893 – 1973) 独

オッフェンバック未完の遺作として知られる『ホフマン物語』は奇想と呼ぶに相応しいエピソードから成り立っていて、その一つが自動人形オランピアとの恋物語を扱っていました。

1916年に同作が最初に映画化された際、自動人形オランピアを演じたのがアリス・ヘシーでした。

両手を「前にならえ」よろしくちょこんと突き出しながらパタパタ小走りでやってくるコミカルな動きはインパクトがあります。さかのぼって前年の『ピッコロ嬢』ではルビッチとも共演、ドイツ初期映画に小気味の良さをもたらしていた女優さんでした。

リア・デ・プッティ Lya de Putti (1897- 1931)

1925年に公開されたドイツ映画『ヴァリエテ』で鮮烈な演技を見せたのがこの女優さんでした。

獣の匂いの漂うヤニングス、あどけなさと官能の混じりあったリア・デ・プッティの絡みはアメリカでも大きな話題を呼びました。

また彼女は初期のムルナウ作品にも登場しています。絵画指向の強いムルナウはリア・デ・プッティをむしろ「素材」として使い『ファントム』のもっとも夢幻的な場面に彼女を登場させていました。

Lya de Putti (1897- 1931)

[IMDb]
nm0211048

[出身]
ハンガリー

[誕生日]
1月10日