1920 – 『活動倶樂部』 大正9年12月号 追憶俳優號

情報館・雑誌(和書) より 追憶俳優號と名付けられた活動倶楽部誌1920年12月号、表紙はプリシラ・ディーン。 巻頭彩色グラビアはミルドレッド・ハリス。モノクロのグラビアにはクララ・キンボール・ヤング、ナジモヴァ等が登場 … 続きを読む : 1920 – 『活動倶樂部』 大正9年12月号 追憶俳優號

1920 – 『活動倶樂部』 大正9年9月号 名優列傳號

情報館・雑誌(和書) より 名優列傳號と題され、前身の活動評論誌を含めると通巻22冊目となる一冊。表紙はノーマ・タルマッジ。執筆陣の充実し始めた時期に当たりビジュアルとテキストが適度に配分された良内容になりました。 巻頭 … 続きを読む : 1920 – 『活動倶樂部』 大正9年9月号 名優列傳號

昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録

以前から何度か紹介してきている月刊誌『冨士』の付録、今回は1935年度版で表紙は霧立のぼるさん。トーキーがほぼ定着した状況で、映画を彩ってきた音楽と同時期に隆盛を誇り多くのスターを生み出していた歌劇とをメインに据えた構成 … 続きを読む : 昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録

ヨハンナ・テルウィン  (Johanna Terwin、1884 – 1962) 明治43年(1910年)の書簡

サイン館・ドイツ/オーストリア より ヨハンナ、テルウイン孃はビオスコツプの作にもあらはれてゐる。獨逸座でよくアレクサンドル、モイツシー氏といふ名優と共に出演してゐるがあまりその藝風は驚くべきではない。 『故郷と異郷』獨 … 続きを読む : ヨハンナ・テルウィン  (Johanna Terwin、1884 – 1962) 明治43年(1910年)の書簡

ルネ・エリベル (Renée Héribel、1903 – 1952)1920年代後半、年賀メッセージ入り絵葉書

サイン館・フランス より お嬢様へ 謹賀新年、ご健勝を心よりお祈り申し上げます ルネ・エリベル Chère Mademoiselle Je vous souhaite une bonne année et fait de … 続きを読む : ルネ・エリベル (Renée Héribel、1903 – 1952)1920年代後半、年賀メッセージ入り絵葉書

1975 – 『フランス映画の80年』 マッチシリーズ (SEITA/シネマテーク・フランセーズ)

映画史の館・フランス より 1975年にフランス映画誕生80年を記念して製作されたマッチシリーズ。無声映画編(1~32番)とトーキー以後編(33~64番)の計64種類があって、今回入手したのは1/3弱に当たる19個です。 … 続きを読む : 1975 – 『フランス映画の80年』 マッチシリーズ (SEITA/シネマテーク・フランセーズ)

アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

サイン館・フランス より 1902年パリ生まれ。地方(サヴォワ県)で開催されたミスコンでの優勝をきっかけに名が知られるようになり映画女優としてデビュー、当初はルイ・メルカントン監督作品等に出演していました。 優雅さと気品 … 続きを読む : アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

1900年代初頭 – アベル・ガンス旧蔵品 青年期のプライベート写真

秘宝館・アベル・ガンス より 1900年代初頭~中頃に撮影された2枚の白黒写真。建物の前に青年と年下の少女が並んで立っている一枚と、乗馬中の男の子の姿を捉えたもう一枚。いずれも被写体は若きアベル・ガンス監督です。 セラー … 続きを読む : 1900年代初頭 – アベル・ガンス旧蔵品 青年期のプライベート写真

2000 – 『1895誌 第31号 アベル・ガンス 新たなる視点』(仏映画史研究協会編)

秘宝館・アベル・ガンス より 今回ガンス氏の青年時代の写真紹介でも引用した「1895」誌のガンス特集。同誌についてはこれまでエクレール社特集号とルイ・フイヤード監督特集号の二冊を紹介済で今回が三冊目になります。 全体の構 … 続きを読む : 2000 – 『1895誌 第31号 アベル・ガンス 新たなる視点』(仏映画史研究協会編)

1916 – 『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団 第3巻 幻惑する眼』仏ノベリゼーション(L・フイヤード&G・メイル共著、同時代出版社)

ルイ・フイヤード & 情報館・ノベリゼーション [国外] より 1910年代後半のフランスでは初期映画、特に活劇の連載小説化が盛んに行われていました。皮切りとなったのがパテ(米パテエクスチェンジ社)製作による『拳 … 続きを読む : 1916 – 『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団 第3巻 幻惑する眼』仏ノベリゼーション(L・フイヤード&G・メイル共著、同時代出版社)

1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)

情報館・ノベリゼーション [日本]より 活動寫眞興業者は觀客吸引策に就いてニ六時中その頭腦をなやめてゐる。東京電氣館がニコニコ大會を前後數囘開催して非常なる成功を遂げてから、此事あつて日本全國の常設館に於いてニコニコ大會 … 続きを読む : 1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)

アルヴィン・ノイスと1914年独版『バスカヴィル家の犬』

映画史館・ドイツ より アルヴィン・ノイスは1910年代中盤~後半に人気を博したドイツの男優さんです。1900年代に舞台で経験を積み、1910年からノルディスク社作品を中心に活躍、ハムレットやジキル博士などを演じて知名度 … 続きを読む : アルヴィン・ノイスと1914年独版『バスカヴィル家の犬』

1910年代初頭 – 28mm 仏ゴーモン社・ボビー君喜劇のフィルムを見つけた話

映画史館・フランス より 先日、仏パテ・フレール社製の28ミリフィルム数点が売りに出されているのを見つけました。1910年代中盤のパテ・コック映写機に対応、流通期間が数年という短命フォーマットで、フィルムが市場に出てくる … 続きを読む : 1910年代初頭 – 28mm 仏ゴーモン社・ボビー君喜劇のフィルムを見つけた話

1933 – 昭和8年10月 『パテーベビー月報 第44号』

情報館・9.5ミリフィルム&パテベビー関連資料 より 村人の情に依つて父の仇を討ち今もその村の寺に住む十時來三郎と元代官の用心棒の左源太は領民の慘苦を見かねて此の窮状から救ふと決心した。その夜から君側の奸臣が一人々々襲は … 続きを読む : 1933 – 昭和8年10月 『パテーベビー月報 第44号』

エレナ・ポレヴィツカヤ Elena Aleksandrovna Polevitskaya (1881 – 1973) Елена Александровна Полевицкая

帝政ロシア/ソヴィエト初期映画史再訪 [14] & 映画史・ロシア & 映画史・ドイツ & サイン館・ロシア より 1918年のロシア革命は映画史にも少なからぬ影響を及ぼしています。 帝政期に活躍 … 続きを読む : エレナ・ポレヴィツカヤ Elena Aleksandrovna Polevitskaya (1881 – 1973) Елена Александровна Полевицкая

1924 – 『大尉の娘』(野村芳亭監督、松竹蒲田)

映画史・日本 より 長野県、木曾に近いとある村。その日は村長の息子・松之助の祝言で皆が忙しそうにしていた。そんな中で複雑な表情を浮かべていたのが老大尉の森田であつた。というのも一年前に自身の娘・露子が松之助にたぶらかされ … 続きを読む : 1924 – 『大尉の娘』(野村芳亭監督、松竹蒲田)

1926 – 『お夏清十郎』(重宗務監督、松竹蒲田)

映画史・日本 より 時は寛文(1661年)。播磨姫路の米問屋、但馬屋では一人娘の結婚が決まりにぎやかな雰囲気が漂つていた。 そんな中、一人浮かぬ顔をしているのが当のお夏(柳さく子)であつた。使用人の清十郎(中濱一三)と秘 … 続きを読む : 1926 – 『お夏清十郎』(重宗務監督、松竹蒲田)

1917 – 9.5mm 『悲しみの聖母』(アベル・ガンス) 1926年仏パテ社版プリント

『アベル・ガンス [Abel Gance]より ベルリアク夫人となった彼女は地味な舞台裏へと追いやられた気がして当初は驚き、心底傷ついた。今となって夫の心の中に自分の居場所がほとんどないことに腹を立てていた。夫は昼も夜も … 続きを読む : 1917 – 9.5mm 『悲しみの聖母』(アベル・ガンス) 1926年仏パテ社版プリント