1933 – 『東西映画 人氣花形寫眞大鑑』 冨士新年號附録
以前にも何度か紹介した雑誌『冨士』新年特別号の昭和8年度版。同誌が1930年代に残した映画関連特別号は以下の6冊になります。 昭和6年(1931年)1月: 『芝居と映画 名流花形大寫眞帖』 昭和8年(1933年)1月: … 続きを読む : 1933 – 『東西映画 人氣花形寫眞大鑑』 冨士新年號附録
以前にも何度か紹介した雑誌『冨士』新年特別号の昭和8年度版。同誌が1930年代に残した映画関連特別号は以下の6冊になります。 昭和6年(1931年)1月: 『芝居と映画 名流花形大寫眞帖』 昭和8年(1933年)1月: … 続きを読む : 1933 – 『東西映画 人氣花形寫眞大鑑』 冨士新年號附録
帝政ロシア/ソヴィエト初期映画史再訪 [01] 帝政ロシア末期に俳優としてデビュー、後に監督に転身し成功を収めたピョートル・チャルディニンの誕生日に集まった男女優の集合写真。1915年の撮影とされており別な構図で撮られた … 続きを読む : 1915 – 帝政期ロシア俳優揃え(ピョートル・チャルディニンの誕生日会)
秘宝館・『ジゴマ』 & サイン館・フランスより 10月5日の12時半、バリュ通りのレストラン「デ・ヴォージュ」に世界演劇協会(SUDT)の同志数名が集まる予定になっています。興味あるのではないかな、と。良ければご … 続きを読む : 1933年 – アレクサンドル・アルキリエール(ジゴマ役俳優)直筆書簡
「国別サインリスト 北欧諸国 [Nordic Countries]」より 1885年コペンハーゲン生まれ。1900年代に舞台俳優として修業を積んだ後、1910年にウアバン・ガーズの監督処女作でもある戦争メロドラマ『186 … 続きを読む : カルロ・ヴィート Carlo Wieth (1885–1943) デンマーク
「阪東妻三郎関連」より 1970年代半ばに発売されたスーパー8版のアンソロジー。中心となっているのは以下の6作で、それぞれ比較的長めの動画が引用されています。 『雄呂血』(1925年、阪妻プロ) 『影法師』(1950年、 … 続きを読む : 1976 – スーパー8 『阪妻 – 阪東妻三郎の名場面集』(大沢商会/テレキャスジャパン編)
「活動新人紹介號」と題された一冊でグラビア、新人紹介、新作紹介、筋書などを中心とした102頁の内容となっています。 エリッヒ・フォン・シュトロハイムの第一回監督作『アルプス颪(Blind Husband)』がユニヴァーサ … 続きを読む : 大正8年(1919年)『活動畫報』4月号・活動新人紹介號
今回投稿した『原色版・松竹キネマ』女優篇と同時期と思われる男優豆ブロマイド8枚。1920年代後半には鈴木傳明、岡田時彦と高田稔氏の三名が美形男優として人気を博し、30年頃に次世代俳優として登場した上原謙、佐野周二、佐分利 … 続きを読む : 1923年頃 – 松竹キネマ 豆ブロマイド男優篇
著者アンソニー・スライド氏はイギリス生まれの映画史家。幼い頃から地元で開催されていた無声映画上映会に参加し、1968年に「サイレント・ピクチャー」誌を創刊、1970年代に渡米して往時のスター俳優と接触を取り、忘れ去られた … 続きを読む : 2002 – 『サイレント・プレイヤーズ』(アンソニー・スライド著)
日本・男優より 本名淺井善之助。明治卅九年、大阪市に生る。幼少より子役として舞臺に立ち、後市川右團次の門に入り、現在の藝名を名乗つて大正十五年マキノへ入社。昭和二年獨立して右太衛門プロダクシヨンを起し翌年より松竹と提携し … 続きを読む : 市川 右太衛門 [Ichikawa Utaemon]
日本・男優より 1920年代後半に阪妻が立ち上げた個人プロダクションに入社、『血染の十字架』『砂絵呪縛』三部作、『鼠小僧次郎吉』など1927年作品に脇役で出演されていた俳優さん。活動期間が一年ほどと短く、翌年公開の『坂本 … 続きを読む : 平木 正之助 [Hiraki Masanosuke]
「フィア・エーマンス旧蔵サインコレクション」より 1910年代から父親役などで活躍していたオーストリア俳優。キャリア初期にはアスタ・ニールセン主演で監督作を2本残しており、そのひとつ『恋のいろは(Das Liebes-A … 続きを読む : 1917-22 忘れじの独り花(32)マグナス・スティフター Magnus Stifter (1878 – 1943) 墺
日本・男優より 本名鈴木光、明治三十年、東京市に生る。築地文海學校、立教中學。大原簿記商業科等に學び、大正九年松竹キネマ研究所に入り、蒲田スタヂオへ入社。マキノ入社は昭和三年五月。主な近作は「情恨」「次郎長旅日記」嵌り役 … 続きを読む : 南 光明 [Minami Kômei]
日本・男優より 明治三十年九月東京飯田町に生る。本名石山龍嗣。映畫は大正九年國活所属映畫藝術協會の俳優となつたのが始まり、大正十年正月より協會が松竹キネマに屬したので約四ヶ月許り、蒲田に籍を置き、それより專ら歸り映畫に出 … 続きを読む : 石山 龍児/龍嗣 [Ishiyama Ryuji]
日本・男優より 明治三十九年十月名古屋市に生る、野球と散歩がすキで蜘蛛と酒が嫌ひといふ變りもの。大正十年日活關西スタヂオへ入社し『憂国の少年』『姫小姓彌源太』『永樂德太郎』『水戸黄門』等に主演しフアンの好評を博し一躍スタ … 続きを読む : 市川 市丸 [Ichimaru Ichikawa]
「国別サインリスト 北欧諸国 [Nordic Countries]」より 20世紀初頭のスウェーデン演劇を代表する性格俳優の一人。 1890年頃から舞台俳優のキャリアを積み始め、世紀末のロマン主義の理想と合致した愁いある … 続きを読む : アンデシュ・デ・バール Anders de Wahl (1869 – 1956) スウェーデン
「国別サインリスト 北欧諸国 [Nordic Countries]」より 1910年代に舞台劇の訓練を積み、10年代末から20年代半ばにストックホルムの劇場で活動する傍ら映画にも出演するようになりました。現代劇、歴史劇ど … 続きを読む : ウーノ・ヘンニング Uno Henning (1895 – 1970) スウェーデン
「9.5ミリ動画 05a 劇映画」より 御なじみの名高いダグラスフエーヤバンクスは彼の獨得の妙技を振って演じた快味湧くが如く姿又眞に迫つた活劇である。彼は絶世の美人マルヂヨリーに戀したけれども父は頑強に反對したのである。 … 続きを読む : 1916 – 9.5mm ダグラス・フェアバンクス主演 『電話結婚』 (The Matrimaniac)
日本・男優より 明治二十五年大阪市東區今橋三丁目で生る。本名川本辰之助。一時成美團で活躍してゐたが十五年七月日活に入り時代劇の人氣俳優として羽振りが好い。主なる映畫では『金子市之亟』『月形半平太』『水戸黄門』等で好評を博 … 続きを読む : 尾上 多見太郎 [Onoue Tamitaro]
日本・男優より 藤野秀夫ももう年を取つた。彼はことし四十八歳である。藝は達者だがブロマイドの賣れぬ役者である。 彼は家庭にあつては好々爺だといふ評判である。なる程、彼の洋服姿を見ても、いかにも温厚紳士らしく思はれる。頬部 … 続きを読む : 藤野 秀夫 [Fujino Hideo]
日本・男優より マキノ省三に見いだされ、「マキノ梅太郎」名義で1927年に銀幕デビュー。 「マキノ青年派」(潔、久夫、登六、政美、梅太郎)の一角を担う若手のホープとして『神州天馬侠』4部作に主演しました。その後帝キネに移 … 続きを読む : 中村 (マキノ) 梅太郎 [Makino Umetarô]