昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録

以前から何度か紹介してきている月刊誌『冨士』の付録、今回は1935年度版で表紙は霧立のぼるさん。トーキーがほぼ定着した状況で、映画を彩ってきた音楽と同時期に隆盛を誇り多くのスターを生み出していた歌劇とをメインに据えた構成 … 続きを読む : 昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録

ルネ・エリベル (Renée Héribel、1903 – 1952)1920年代後半、年賀メッセージ入り絵葉書

サイン館・フランス より お嬢様へ 謹賀新年、ご健勝を心よりお祈り申し上げます ルネ・エリベル Chère Mademoiselle Je vous souhaite une bonne année et fait de … 続きを読む : ルネ・エリベル (Renée Héribel、1903 – 1952)1920年代後半、年賀メッセージ入り絵葉書

1922 – 『二人静』 (日活向島)を観る @発掘された映画たち2022/国立映画アーカイブ

映画史・日本 より  浪次は唯目を睜(みは)るのみ。事の意外に物も云へなかつた。 「浪次さん。妾からこそお願ひします。三重子といふ者は憎いでせう。其憎い妾に可愛い我子を渡すのは定めし辛くもお思ひでせうが、輝雄の爲、彼の子 … 続きを読む : 1922 – 『二人静』 (日活向島)を観る @発掘された映画たち2022/国立映画アーカイブ

ベラ・ベレツカヤ (Bella Beletskaya / Белла Георгиевна Белецкая, 1903 – 1960?)烏

帝政ロシア/ソヴィエト初期映画史再訪 [13] 1903年ウクライナのキーウ(キエフ)に生まれる。1920年頃からオデッサの劇場で舞台女優の下積みを重ねていく。 1920年代の中盤、グルジア国営活動会社に招聘されウラジミ … 続きを読む : ベラ・ベレツカヤ (Bella Beletskaya / Белла Георгиевна Белецкая, 1903 – 1960?)烏

1928 -「明暗二女優物語」 (水口菊夫、『劇と映画』 昭和3年12月号収録)

風説と流言、妄言の戦前邦画史 これは蒲田撮影所が未だ、蒲田村の眞中に建てられてから間もない頃のお話です。主要な役割を演ずる女優さんやそのお相手に廻った方の名は、便宜上假名とさせて戴きます。 山田と言ふのは、當時、映畫劇製 … 続きを読む : 1928 -「明暗二女優物語」 (水口菊夫、『劇と映画』 昭和3年12月号収録)

1927 – 発禁本 『スター 秘話戀の文がら』(池田溪水、成行社、昭和2年)

風説と流言、妄言の戦前邦画史 国立国会図書館の「参考書誌研究」第77号(2016年3月発行)に同館の所蔵している発禁図書のリストが掲載されています(「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』-安寧ノ部・風俗ノ部-、 大塚奈 … 続きを読む : 1927 – 発禁本 『スター 秘話戀の文がら』(池田溪水、成行社、昭和2年)

1930年頃のガラス乾板14枚 (八雲理恵子、嵐寛寿郎、『東への道』ほか)

1920s – Early 1930s Glass Negatives 戦前期に残されたガラス乾板14点。パスポートより一回り小型の手札判(10.8 × 8.25cm)が6枚と、その半分のサイズの名刺判(8. … 続きを読む : 1930年頃のガラス乾板14枚 (八雲理恵子、嵐寛寿郎、『東への道』ほか)

マリア・オルスカ Maria Orska (1893 – 1930)

ウィーンで昨夜、女優のマリア・オルスカさんが亡くなっているのが発見された。享年35才、死因は睡眠剤(バルビタール)中毒。ひとつの人生がここで悲劇的な終わりを告げた。良き意図を備えた仲間たちが幾度となく救い出そうとしてきた … 続きを読む : マリア・オルスカ Maria Orska (1893 – 1930)

フローレンス・ターナー Florence Turner (1873–1959) 米

サイン館・合衆国/カナダ/オーストラリア より 俳優に對する待遇も次第に改まつた。ゼームス・クルーズが、一九一一年に始めてパテエの俳優となり、程なくタンハウザーに轉じて、『百萬弗の秘密』に出演した時は、一日僅かに五弗の給 … 続きを読む : フローレンス・ターナー Florence Turner (1873–1959) 米

2022年1月5日 – 京都・吟松寺 雪の柳さく子地蔵

正月休みに吟松寺を訪れました。 1月5日朝8時半、晴れ間が見えたかと思うとすぐに小雨のぱらつきはじめるあいにくの天候でした。 前回は金閣寺脇を抜けて紙屋川沿いを北上するルートを取りました。今年は逆に鷹峯までバスで向かい、 … 続きを読む : 2022年1月5日 – 京都・吟松寺 雪の柳さく子地蔵

モンタグ・イロナ Montagh Ilona (c1899 – ?)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(07) ハンガリーでは今までそれほど多くのコメディ映画は作られてこなかった。だが見ることのできた数少ない幾つかの作品から判断する限り、 … 続きを読む : モンタグ・イロナ Montagh Ilona (c1899 – ?)

大正14年(1925年) – 『日活映画』 9月号(映畫世界社)

「映画往来」「劇と映畫」「キネマ旬報」誌への寄稿で知られる淡路浪郎氏らを中心に編集された日活専門のファン雑誌。表紙は岡田嘉子さんで巻頭に西條香代子、澤村春子、岡田嘉子らのグラビアを収録。画質は並ながらも雰囲気の捉え方が上 … 続きを読む : 大正14年(1925年) – 『日活映画』 9月号(映畫世界社)

ヘルガ・モランデル Helga Molander (1896–1986) 独

1896年、現在はポーランドに位置しているドイツの町ケーニッヒスヒュッテで生まれる。舞台で演技の経験を積んだ後、1910年代末に映画女優としてデビュー。着実に出演作を増やし1920年にはハノーヴァーに設立されたフェリー映 … 続きを読む : ヘルガ・モランデル Helga Molander (1896–1986) 独

1980年代 – 復刻版・中国初期映画女優絵はがき(協興隆老廣告) その二

以前に紹介した上海製の絵葉書「協興隆老廣告」の別セット。8枚組で紙ケース入り。「良友」「新華画報」「婦人畫報」といった一般誌・女性誌と「上海影壇」の表紙をポストカードサイズに復刻したものです。 陳雲裳や周璇、談瑛は複数枚 … 続きを読む : 1980年代 – 復刻版・中国初期映画女優絵はがき(協興隆老廣告) その二

1918 – 『現代俳優鑑』 (木下隆一・編発行 演芸画報社)

1918年(大正7年)3月に演芸画報社から公刊された名鑑。以前、上方歌舞伎俳優の書画帖を紹介した際に俳号や経歴確認に使用したもので、その時は国立国会図書館のデジタル版で参照したのを実物で入手することができました。 今回、 … 続きを読む : 1918 – 『現代俳優鑑』 (木下隆一・編発行 演芸画報社)

1920 – 「丹稲女史の過激派宣傳」 凩亭山人 、活動画報・大正9年12月号掲載

映画史・日本より 斯くて今度現はれた所は、大阪は西の方西宮と云ふ神戸との間の小さな町の夷屋と云ふ劇場であつた。彼女は最早その誇りとしてゐる聲樂のみでは舞臺に立つてゐられなくなつた。[曾我廼家] 五九郎のところに出て淺草公 … 続きを読む : 1920 – 「丹稲女史の過激派宣傳」 凩亭山人 、活動画報・大正9年12月号掲載