1939 – 35mm 『越後獅子祭』(東宝、渡辺邦男) ライオン社玩具フィルム

フィルム館・28 & 35ミリ より

Echigo Jishi Matsuri
(1939, Tôhô, dir/Watanabe Kunio)
c1940 Lion 35mm excerpt for toy projectors




1939年公開の東宝作品『越後獅子祭』より、(1)淺井朝之助(清川壮司)と駒沢番十郎(鳥羽陽之助)が果し合いをしているのを見つけた半四郎(長谷川一夫)が誤って自身の仇でもある朝之助を助けてしまう場面、(2)半四郎が幼馴染の小陣(入江たか子)と再会を果たす場面、(3)越後獅子祭の当日、旅一座に因縁をつけてきた地元のやくざたちを懲らしめた際に名を変えた朝之助を見つけ、番十郎に加勢して本懐を遂げさせる場面の3つをまとめた玩具フィルム。

前年の『藤十郎の恋』で評判の高かった長谷川一夫&入江たか子の組みあわせの再来で、作中では入江たか子さんが水芸を披露する見せ場もありました。長谷川一夫は次作『白蘭の歌』で初めて現代劇に進出、俳優としての人気・評価をさらに高めていきます。

[IMDb]
Echigo jishi matsuri

[JMDb]
越後獅子祭