「綺乃 九五式フィルムスキャナー」 開発記録(2019年8月-)

2019年8月、以前からの宿願であった9.5ミリ専用のテレシネ機自作に取り掛かりました。

テレシネ機自作は海外では盛んに行われており、現在では1)小型のマイコンボードを活用して複雑なプログラムを動かす、2)3Dプリンタを使って狙ったデザインに近づけていく、の二つの大きな流れが主流になってきています。

日本では8ミリ用のテレシネ機が市販されているものの戦前9.5ミリは対応しておりません。本サイトに時折投稿している動画はフラットベッドスキャナーを流用した自己流で、今回は発想を変えて映写機の一部を利用したテレシネ機に挑戦してみました。映画(Kino)へのオマージュをこめて「綺乃 九五式」と名付けます。

【開発までの背景】

【綺乃 九五式 基本仕様】

【開発のタイムライン】

【テスト】

  • 第一回スキャニングテスト(2019年9月15日)
  • 第二回スキャニングテスト(2019年9月21日)
  • 第三回スキャニングテスト(2019年9月28日)『ニーベルンゲン』&『メトロポリス』独パテックス予告編
  • 第四回スキャニングテスト(2019年9月29日)『隙あらば』
  • 第五回テスト(2019年10月6日、UI動作確認)『百萬長者の娘ッ子』 [失敗]
  • 第六回テスト 『かごめかごめ』(2019年10月12日)

「みんなのラズパイコンテスト 2019」