バーバラ・スタンウィック Barbara Stanwyck (1907 – 1990)

サイン館・合衆国/カナダ/オーストラリアより 一九〇七年七月十六日紐育ブルツクリンに生る。三歳よりダンスを學び、最初キヤバレイに働き、ミユージカル・コメデイの舞臺に入り、ジーグフエルドにも出演、一九二九年「壁の中の聲」に … 続きを読む : バーバラ・スタンウィック Barbara Stanwyck (1907 – 1990)

1936 – 35mm 『鞍馬天狗 宗十郎頭巾』(新興キネマ、仁科紀彦監督) 1930年代後半 朝日堂 玩具映写機用 青色調色プリント

フィルム館・28 & 35ミリ & 映画史の館・日本より 久しぶりの幕末物である。此の種の題材は事變以來製作を中止されてゐたもの丈けに珍らしい。舊知に再會した感じである。脚色に綾がないから所謂話術としては … 続きを読む : 1936 – 35mm 『鞍馬天狗 宗十郎頭巾』(新興キネマ、仁科紀彦監督) 1930年代後半 朝日堂 玩具映写機用 青色調色プリント

1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

フィルム館・8ミリ より 戦前、特にサイレントから初期トーキー時代の多くの作品の例に漏れず、『吸血鬼』もまた不完全な形で現存している複数プリントをどう扱うか悩まされてきた一本でした。1990年代末に独伊共同で行われた修復 … 続きを読む : 1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

喜多川 千鶴/日高 梅子 [Kitagawa Chizuru]

日本・女優 より 本名 喜多順子。昭和五年大阪に生る。新興キネマ時代、日高三姉妹として子役に出演。長じて美人畫家中村大三郎畫伯の推せんにより喜多川千鶴と改名。昭和二一年大映に入社。 『槍おどり五十三次』でデビュー。『七つ … 続きを読む : 喜多川 千鶴/日高 梅子 [Kitagawa Chizuru]

1930年代 英 ミダス 9.5ミリ映写・撮影両用機 w/テイラー・ホブソン・カム・アナスティグマット f/2.5レンズ

映写機館 & 撮影機館 より 1930年代、9.5ミリ小型映画の世界でフィルムの撮影機能と上映機能を一台の機械にまとめてしまう「カムジェクター(映写撮影両用機)」の市販が行われていました。中心となっていたのが英国 … 続きを読む : 1930年代 英 ミダス 9.5ミリ映写・撮影両用機 w/テイラー・ホブソン・カム・アナスティグマット f/2.5レンズ

エクラA型 9.5ミリ映写機を修復する (後編)+ 試写を行う

映写機館より エクラA型映写機の修理記録の続編です。 フィルムを掻き下ろす爪の動作に不具合があって、その部分に手を入れていたところで前回は終わりました。日を改めて再度調整に入っていきます。 写真左はフィルムを掻き下ろす爪 … 続きを読む : エクラA型 9.5ミリ映写機を修復する (後編)+ 試写を行う

エクラA型 9.5ミリ映写機を修復する (前編)

映写機館より 先日入手したエクラA型映写機はそのままでは実写に使用できない状態でした。第一の不具合はモーターに連動した「主軸が動かない」。シャッター羽根が回らず、スプロケットも動かず、フィルム送りも機能しない…この状態で … 続きを読む : エクラA型 9.5ミリ映写機を修復する (前編)

1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『都名所めぐり (第貮巻)』 円山公園〜清水寺近辺 (浅井氏撮影)

フィルム館・9.5ミリ (個人撮影動画・日本) より Miyako Meisho-meguri Dai-Nikan (“Sightseeing in Kyoto Vol.2”)c1931 9.5m … 続きを読む : 1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『都名所めぐり (第貮巻)』 円山公園〜清水寺近辺 (浅井氏撮影)

1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 第一次大戦下のドイツ。国全体が高揚感に満ち溢れ、愛国心を鼓舞するフレーズが氾濫する中、絶え間なく「死」と直面せざるを得なくなった青年兵たちの日常を生々しく描きあげた反戦映画古典。ド … 続きを読む : 1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『西方寺子供会B』 醍醐+京都市役所 (浅井氏撮影)

フィルム館・9.5ミリ (個人撮影動画・日本) より 1930年代の初頭、京都市醍醐の西方寺で行われた子供会に参加する子供たちの様子を記録した個人撮影動画。先日紹介した『雪の樺太』『当世新世帯』を所有していた9.5ミリユ … 続きを読む : 1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『西方寺子供会B』 醍醐+京都市役所 (浅井氏撮影)

1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『都名所めぐり (第壹巻)』 三条〜四条近辺 (浅井氏撮影)

フィルム館・9.5ミリ (個人撮影動画・日本) より 『西方寺子供会B』と同様、京都市醍醐在住の浅井氏による一連の9.5ミリ動画より。20メートル用ケースに収められているものの実際の長さは8メートル強。動画冒頭には自作の … 続きを読む : 1931年頃 – 9.5ミリ 個人撮影動画 『都名所めぐり (第壹巻)』 三条〜四条近辺 (浅井氏撮影)

1930年代中盤 – 仏パテ社 9.5ミリフィルム総合カタログ(『フィルマテーク・パテベビー』 第16版)

9.5ミリフィルム&パテベビー関連資料 より 仏パテ社が市販していた9.5ミリフィルムの総合カタログ。サイズはほぼB6(18.3 × 12.6センチ)。 同社は1923年に最初の総合カタログ(正式名称は『フィルム・ドゥ・ … 続きを読む : 1930年代中盤 – 仏パテ社 9.5ミリフィルム総合カタログ(『フィルマテーク・パテベビー』 第16版)

2023年10月5日 – 『無憂華』 (東亞キネマ、1930年)を見る @ サイレントシネマ・デイズ2023/国立映画アーカイヴ

国立映画アーカイヴで開催されている「サイレントシネマ・デイズ2023」で『無憂華』を見てきました。 2018年に東亞キネマのサイン帖を入手し、特定作業からの流れで現存を知った作品でした。後年に再編集され、夏川静江さんの語 … 続きを読む : 2023年10月5日 – 『無憂華』 (東亞キネマ、1930年)を見る @ サイレントシネマ・デイズ2023/国立映画アーカイヴ

ルートヴィヒ・ユテル(1889 – 1941) ある小人症―家の物語

小人症映画小史(05)  亡くなったのはサンパブロ通り2557番に住むチャールズ・ラドウィグ氏51歳。  ラドウィグ氏は身長109センチ、シンガーズ・ミジェット団の一員としてゴールデンゲート国際博覧会に出演。昨夜サンパブ … 続きを読む : ルートヴィヒ・ユテル(1889 – 1941) ある小人症―家の物語

1930年2月 – 9.5mm 個人撮影動画『小石川後樂園 昭和5年2月15日』

フィルム館・9.5ミリ (個人撮影動画・日本) より フィルムの2本目は1930年2月に小石川後楽園で撮影されたものです。桜や藤棚など後楽園を彩る植物、橋や灯籠といった歴史ある建造物を記録しながら合間に同行した男性陣の映 … 続きを読む : 1930年2月 – 9.5mm 個人撮影動画『小石川後樂園 昭和5年2月15日』

昭和7年(1932年)頃 松竹蒲田スタジオ 寄書き

日本・女優 & 日本・男優より 昭和2年(1932年)前後、松竹蒲田スタジオスタッフの寄書き入り色紙。裏面に手書きで7人の名が記されています。 1)五所 平之助 2)田中 絹代 3)竹内 良一 4)澤 らん子 5 … 続きを読む : 昭和7年(1932年)頃 松竹蒲田スタジオ 寄書き