撮影機館より
ホームムービー製作時に題や字幕を撮影するための補助器具「タイトラー(titler)」で、仏パテ社からは「パテベビーグラフ(Pathé-Babygraphe)」の名で市販されていたものです。今回入手したのは米パテックス社製で商品名もパテックスグラフとなっています。
アームの先に字幕設置用のキャンバス部が立っているシンプルな構造。1920年代のパテ社製動画カメラは接写ができないため、タイトラー自身にクローズアップレンズが仕込んであるのが特徴です。
オリジナルの説明書。以前に紹介した米パテックス社紙資料と同時期の酸性紙で触れるとボロボロ崩れてきます。


モトリクス動画カメラにセットした全景。前々から似ているよな…と薄々感じていて、試しにカメラ側の写真を左右反転させたところ想像以上にボールでした。写真左はガンダペディアよりお借りしました。多謝!






