1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

フィルム館・8ミリ より 戦前、特にサイレントから初期トーキー時代の多くの作品の例に漏れず、『吸血鬼』もまた不完全な形で現存している複数プリントをどう扱うか悩まされてきた一本でした。1990年代末に独伊共同で行われた修復 … 続きを読む : 1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

1920年代末 – 豆ブロマイド 『阪東妻三郎』 32枚セット(日本一鳩印)

阪東妻三郎 & 絵葉書・ブロマイドの館 より 1928年の出演作(『闇』『坂本龍馬』『銀蛇』)を中心にまとめた阪妻の豆ブロマイド32種。サイズは縦7.0×横4.6センチ。外箱入りで、左下に「日本一鳩印十一」とあり … 続きを読む : 1920年代末 – 豆ブロマイド 『阪東妻三郎』 32枚セット(日本一鳩印)

1920年代中盤 – 35mm 米”シーク”映画 上映用35ミリポジ断章

フィルム館・28 & 35ミリ より 1920年代中盤と思われる35ミリ上映用ポジの断章。ルドルフ・ヴァレンチノを一躍有名にした『シーク』(1921年)の影響を受け、無声映画時代後期に量産されていた「シーク映画( … 続きを読む : 1920年代中盤 – 35mm 米”シーク”映画 上映用35ミリポジ断章

1920 –  8mm 『巨人ゴーレム』(ウニオン=ウーファ、P・ヴェゲナー & C・ベーゼ監督) 1970年前後 英語字幕版

フィルム館・8ミリ より 神話の残布がありふれた日常に魔法をかけ、陳腐な日常の躯体が新たな衝撃で神話を満たしていく。 「プラハにはまだゴーレムがいる」エルンスト・ブロッホ1936年1月 Das Restkleid aus … 続きを読む : 1920 –  8mm 『巨人ゴーレム』(ウニオン=ウーファ、P・ヴェゲナー & C・ベーゼ監督) 1970年前後 英語字幕版

1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

情報館・ノベリゼーション [国外] より パウル・ヴェゲナ―主演になるウーファ社1919年公開作品のノヴェリゼーション。監督は『サンライズ』等のアートディレクターとして知られるロフス・グリーゼですが、翌年の『巨人ゴーレム … 続きを読む : 1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

1984~85 – 16mm 『火童』 (1984) 『草人』 (1985) 『沒牙的老虎』 (1985) 上海美術電影製片廠/上海美术电影制片厂

フィルム館・16ミリ より 1980年代中盤に上海美術電影が制作した16ミリアニメーション短篇3作。手元に届いたのは「影片保护袋」の紙袋に入ったフィルム2本と付随する紙資料一式。後述するようにフランスから送ってもらったも … 続きを読む : 1984~85 – 16mm 『火童』 (1984) 『草人』 (1985) 『沒牙的老虎』 (1985) 上海美術電影製片廠/上海美术电影制片厂

2002 – 『上海美術電影作品集 Vol.2』 パイオニアLDC版DVD

情報館・DVD より 日本では1980年代以降に中国製のアニメの紹介が本格化し、上映会や現場レベルの交流を通じ一定の認知度を得るようになっていきました。この流れを受け、2002年に中華アニメの代表作を収録したDVDが二枚 … 続きを読む : 2002 – 『上海美術電影作品集 Vol.2』 パイオニアLDC版DVD

2006 – 『中国アニメーション80周年記念』 DVDボックスセット

情報館・DVD より 中国の国産アニメーション史は万兄弟(万籁鸣、 万古蟾&万超尘)による『アトリエ騒動』(大闹画室、1926年)を元年として起算されており、80年目に当たる2006年の5月に発売されたのが集大成的な性格 … 続きを読む : 2006 – 『中国アニメーション80周年記念』 DVDボックスセット

喜多川 千鶴/日高 梅子 [Kitagawa Chizuru]

日本・女優 より 本名 喜多順子。昭和五年大阪に生る。新興キネマ時代、日高三姉妹として子役に出演。長じて美人畫家中村大三郎畫伯の推せんにより喜多川千鶴と改名。昭和二一年大映に入社。 『槍おどり五十三次』でデビュー。『七つ … 続きを読む : 喜多川 千鶴/日高 梅子 [Kitagawa Chizuru]

] 映画の郷 [ 電子工作部 : 9.5ミリ動画カメラ 復権プロジェクト 1)フィルム加工機をデザインする

2022年から23年にかけ、戦前期の9.5ミリ動画カメラを実使用して動画が撮影できないか何度か挑戦してみました。国外で少なくとも2例、期限切れのフィルムを使用して撮影に成功した例があってそれに倣ったのですが、結果は上手く … 続きを読む : ] 映画の郷 [ 電子工作部 : 9.5ミリ動画カメラ 復権プロジェクト 1)フィルム加工機をデザインする

1927 – 9.5mm 『大正天皇御大喪儀』 1927年頃 伴野商店プリント

フィルム館・9.5ミリ (伴野商店) より 伴野商店製9.5ミリフィルムのカタログ番号34番として発売された80メートル物(20m×4本)の皇室関連動画。以前に『雪の樺太』や『當世新所帯』を紹介した9.5ミリフィルムコレ … 続きを読む : 1927 – 9.5mm 『大正天皇御大喪儀』 1927年頃 伴野商店プリント

1930年代 英 ミダス 9.5ミリ映写・撮影両用機 w/テイラー・ホブソン・カム・アナスティグマット f/2.5レンズ

映写機館 & 撮影機館 より 1930年代、9.5ミリ小型映画の世界でフィルムの撮影機能と上映機能を一台の機械にまとめてしまう「カムジェクター(映写撮影両用機)」の市販が行われていました。中心となっていたのが英国 … 続きを読む : 1930年代 英 ミダス 9.5ミリ映写・撮影両用機 w/テイラー・ホブソン・カム・アナスティグマット f/2.5レンズ

1928 – 『城下町の血闘』(ジャン・ルノワール監督) 2021 ゴーモン・デクーヴェルト版DVD

映画史の館・フランス & 情報館・DVD より 世間を騒がせるほど話題になったと言えないまでも『マルキッタ』の収支はプラスだった。いよいよ自分も本物の職業監督になれたかなと思ったのさ。ところがどっこい。この後に撮 … 続きを読む : 1928 – 『城下町の血闘』(ジャン・ルノワール監督) 2021 ゴーモン・デクーヴェルト版DVD

1916 – 9.5mm リリアン・ギッシュ主演『苦しむのはいつも子供』 1920年代中盤米パテックス社プリント

9.5ミリ (米パテックス) & 映画史の館・合衆国より リリアン・ギッシュがキャリアの初期に出演した社会派ドラマ『苦しむのはいつも子供』の9.5ミリ版。20メートル3巻の構成でノッチによる字幕部をカウントすると … 続きを読む : 1916 – 9.5mm リリアン・ギッシュ主演『苦しむのはいつも子供』 1920年代中盤米パテックス社プリント

小人症映画小史(8) マルヴァル le nain Marval

小人症映画小史 より 1910~20年代に舞台出演していた際の告知。右上は1918年パリのアルハンブラ出演より。左上は1928年7月末のパリのルナパークでのイベント。左下は1919年に小人症パフォーマー・ウージェーヌとの … 続きを読む : 小人症映画小史(8) マルヴァル le nain Marval

小人症映画小史(7) 9.5mm 『小さな曲芸師』 1923年仏パテ社プリント

小人症映画小史 & フィルム館・9.5ミリ (仏パテ社) より 小人症パフォーマー・ピュグメオ氏による大道芸を記録した初期の9.5ミリフィルム。 カタログ番号218番。1923年10月、仏パテ社が9.5ミリを市販 … 続きを読む : 小人症映画小史(7) 9.5mm 『小さな曲芸師』 1923年仏パテ社プリント