ジライ・イレーン/イレーヌ・ド・ジレイ Zilahy Irén (1904 – 1944) と『胡椒娘/パプリカ』(1933年)&『部屋を探す女』(1937年)

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る初期ハンガリー映画(10) & サイン館・ハンガリー より 1936年(昭和11年)2月、大阪松竹座で『胡椒娘(パプリカ)』と題された映画が封切りされまし … 続きを読む : ジライ・イレーン/イレーヌ・ド・ジレイ Zilahy Irén (1904 – 1944) と『胡椒娘/パプリカ』(1933年)&『部屋を探す女』(1937年)

1979 – 『アレクサンドル・ツツナヴァ』(ალექსანდრე წუწუნავა) グルジア/ジョージア語書籍

帝政ロシア/ソヴィエト初期映画史再訪 [26] ジョージア(旧グルジア)映画の創始者の一人、アレクサンドル・ツツナヴァ(1881 – 1955)の業績をまとめたジョージア語書籍。サイズは縦14.0×横10.8 … 続きを読む : 1979 – 『アレクサンドル・ツツナヴァ』(ალექსანდრე წუწუნავა) グルジア/ジョージア語書籍

1920 – 『活動畫報』(正光社) 大正9年6月号

情報館・雑誌(和書) より 正光社による後期『活動画報』誌の1920年6月号。表紙はジークフェルド・フォリーズの踊り子として人気の高かったケイ・ローレル。 巻頭の彩色グラビアにビリー・バーク、単色グラビアにメアリー・マイ … 続きを読む : 1920 – 『活動畫報』(正光社) 大正9年6月号

1921 – 『活動花形』 大正10年5月号 家庭の女優號

情報館・雑誌(和書) より 1921年1月に創刊された『活動花形』誌の通巻第5号に当たる5月号で、「家庭の女優號」と題された一冊。以前に紹介した「海の美人號」の2冊前に当たります。表紙はミルドレッド・ハリス。 巻頭カラー … 続きを読む : 1921 – 『活動花形』 大正10年5月号 家庭の女優號

1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫

ノベリゼーション [日本] より 僅かに薄光の射込む地下室 – その中央に立つたキチーは、暫くは何も見分けられず茫然としてゐたが、其中に漸う薄闇に馴れて來たので四隣を見廻すと、正面の暗の中に異形の影があつた。 … 続きを読む : 1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫

1917 – 『幽靈船』 (The Mystery Ship)泉淸風訳 春江堂・大活劇文庫

ノベリゼーション [日本] より かつて青年探検家ガストンとリーが南海の孤島を訪れ、神殿に埋もれたる財宝を見つけた。発掘にとりかかろうとした二人であったが島の火山が噴火、地元民によって助け出されたものの深手を負い、秘宝の … 続きを読む : 1917 – 『幽靈船』 (The Mystery Ship)泉淸風訳 春江堂・大活劇文庫

1945 – 『カール・テオドア・ドライヤーの「裁かるるジャンヌ」』(ドムス出版社・映画ライブラリー第2番)イタリア語版

ファルコネッティ [Renée Jeanne Falconetti] より 『裁かるるジャンヌ』のBネガティヴおよびロ・デュカ版について取り寄せた資料のうちの最後のピース。 1945年にイタリアで公刊された書籍で、118 … 続きを読む : 1945 – 『カール・テオドア・ドライヤーの「裁かるるジャンヌ」』(ドムス出版社・映画ライブラリー第2番)イタリア語版

カルメン・カルテリエリ Carmen Cartellieri (1891 – 1953) オーストリア

サイン館 ドイツ/オーストリアより カルメン・カルテリエリは生気ある、機敏な表情の表現を得意としている。本誌では頻繁に彼女の写真を掲載しているが、どの写真でもその顔は異なったニュアンスを醸し出している。表情の機敏さと多彩 … 続きを読む : カルメン・カルテリエリ Carmen Cartellieri (1891 – 1953) オーストリア

1917 – キネマ・レコード 大正6年6月15日付通巻第48号(表紙エミリー・サンノム)

雑誌 [和書] より 大正6年(1917年)6月15日付のキネマ・レコード誌通巻第48号。サイズは縦26.3×横19.0センチでページ数は46。表紙を飾っているのはデンマークの活劇女優として人気を博したエミリー・サンノム … 続きを読む : 1917 – キネマ・レコード 大正6年6月15日付通巻第48号(表紙エミリー・サンノム)

1918 – 『青い鳥』(モーリス・トゥールヌール) 日本製絵葉書セット 京都三条・さくらい屋

絵葉書館 より The Blue Bird (1918, Artcraft Picture/Famous Players Lasky, dir/Maurice Tourneur)c1920 Japanese Postca … 続きを読む : 1918 – 『青い鳥』(モーリス・トゥールヌール) 日本製絵葉書セット 京都三条・さくらい屋

1927 – 仏モン・シネ誌 1927年11月3日付 第298号 「来るべき新作『ジャンヌ・ダルクの殉教』」 スタジオ訪問記&ドライヤー監督ミニインタビュー

ファルコネッティ [Renée Jeanne Falconetti] より 昭和2年(1927年)末、ファルコネッティを表紙に据えた仏モンシネ誌の通巻298号より。撮影クランクアップ後、編集が始まったタイミングでプロモー … 続きを読む : 1927 – 仏モン・シネ誌 1927年11月3日付 第298号 「来るべき新作『ジャンヌ・ダルクの殉教』」 スタジオ訪問記&ドライヤー監督ミニインタビュー

シェッローシ・ロージ Szöllősi Rózsi とハンガリー1918年版『妖花アルラウネ』

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(07) 現在、ハンガリーで無声映画の発掘・修復作業の中心となっているのがNFI(ハンガリー国立映画協会/Nemzeti Filmint … 続きを読む : シェッローシ・ロージ Szöllősi Rózsi とハンガリー1918年版『妖花アルラウネ』

ニャーライ・アンタル Nyárai Antal と『黄金を求むる男』

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(08) ハンガリー初の長編映画とされる1913年作品『最後のボヘミアン』(Az utolsó bohém)で主人公ヴェール・トーニを演 … 続きを読む : ニャーライ・アンタル Nyárai Antal と『黄金を求むる男』

エルミール・ヴォーティエ Elmire Vautier (1897 –1954)

サイン館 フランスより エルミール・ヴォーティエ夫人は30年程昔ウール県のベルネーで生を受けた。 パリの音楽高等師範学校に入学、ジュール・トルフィエに師事するが程なく演技の勉強を離れ、1918年に映画初出演となる2作『他 … 続きを読む : エルミール・ヴォーティエ Elmire Vautier (1897 –1954)

1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

情報館・ノベリゼーション [国外] より パウル・ヴェゲナ―主演になるウーファ社1919年公開作品のノヴェリゼーション。監督は『サンライズ』等のアートディレクターとして知られるロフス・グリーゼですが、翌年の『巨人ゴーレム … 続きを読む : 1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

1929 – 『赤穂浪士』(日活太奏、志波西果監督)  春江堂・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 今年最後の投稿は1929年11月に公開された日活作品『赤穂浪士』のトーキー文庫版です。大河内傅次郎が堀田隼人と大石内蔵助の二役を演じ、東亞キネマから移籍してきた光岡龍三郎が小林平七 … 続きを読む : 1929 – 『赤穂浪士』(日活太奏、志波西果監督)  春江堂・トーキー文庫

1921 – 『山へ歸る』 (牛原虚彦監督、伊藤大輔原作&脚本、松竹蒲田) 1923年 榎本書店・演藝文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より  煙の登る小屋の中には五十を過ぎた、胡麻塩頭の男が、もう炭釜の火は引いて仕舞つたらしい火の消えた炭竃の前で、炭俵を結はえる繩を綯うてゐるのだつた、そして其處の横の山の裾の岩の上では … 続きを読む : 1921 – 『山へ歸る』 (牛原虚彦監督、伊藤大輔原作&脚本、松竹蒲田) 1923年 榎本書店・演藝文庫

1922 – 『ユーコンの危難』(J・P・マクゴワン他監督、ユニヴァーサル社) 1924年 榎本書店・キネマ文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 1867年のアラスカ。英国から開拓にやってきた青年ジャック・メリルはロシア人のうら若き乙女オルガと恋に落ちる。女もまたその思いに応え、二人は程なく式を挙げる次第と相成った。二人の幸 … 続きを読む : 1922 – 『ユーコンの危難』(J・P・マクゴワン他監督、ユニヴァーサル社) 1924年 榎本書店・キネマ文庫

1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 第一次大戦下のドイツ。国全体が高揚感に満ち溢れ、愛国心を鼓舞するフレーズが氾濫する中、絶え間なく「死」と直面せざるを得なくなった青年兵たちの日常を生々しく描きあげた反戦映画古典。ド … 続きを読む : 1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫