昭和11年(1936年)1月: 『映画とレビュー 人氣花形大寫眞帖』冨士新年號附録
以前から何度か投稿で扱ってきた雑誌『冨士』の付録、今回は1936年度版で表紙は山路ふみ子さん。タイトルの通り映画と歌劇の二本立てで構成されています。歌劇編(松竹・宝塚)も充実して面白かったのですが今回は映画編のみの紹介と … 続きを読む : 昭和11年(1936年)1月: 『映画とレビュー 人氣花形大寫眞帖』冨士新年號附録
以前から何度か投稿で扱ってきた雑誌『冨士』の付録、今回は1936年度版で表紙は山路ふみ子さん。タイトルの通り映画と歌劇の二本立てで構成されています。歌劇編(松竹・宝塚)も充実して面白かったのですが今回は映画編のみの紹介と … 続きを読む : 昭和11年(1936年)1月: 『映画とレビュー 人氣花形大寫眞帖』冨士新年號附録
8ミリ 劇映画より “Legend of The Shochiku Beauties, Chapter 2 : Talkie… Stars Are Born” 1970s Super8 … 続きを読む : スーパー8 『邦画名作抄 美人女優列伝 トーキー時代・スター誕生』
2020年末時点での日本語版ウィキペディア(以下ウィキ)「筑波雪子」の項目に以下の記述が含まれています。 この翌年の1935年(昭和10年)5月3日、牛島某という男が筑波のヌード写真をネタに松屋から5000円を恐喝すると … 続きを読む : 1935年(昭和10年)-【ファクトチェック】 女優・筑波雪子のリベンジ・ポルノ事件
8ミリ 劇映画より 1957年に公開された松竹制作による短編ドキュメンタリー。同社が制作した戦前作品を中心とし、活動寫眞の到来から戦後までの映画史の展開を貴重な映像でまとめ上げた一作。 8ミリ版は1960年代末~70年代 … 続きを読む : 1957 – Super8 『松竹8mmライブラリー 日本映画史 前編』(Japanese Cinema History Part I, super8)
嶮しいだらだら坂を下りて、もう麓も近いと思はれた頃、ふと眞十郎は歩みをとゞめて、 「靜に。」 と皆を制した。 「あれは何んだらふ。」 眞十郎が指さす方を見下すと、木の間がくれに白いものが飜つてゐる。 「はて何でせう。 … 続きを読む : 1925 – 『落武者』(松竹蒲田、清水宏監督) 湯川明文館・映畫文庫
『今年竹』は昭和4年(1929年)に公開された松竹作品で岩田祐吉と栗島すみ子主演作。里見弴による同名小説を元にしたものです。こちらは全108頁の手書き台本(作品前半の5巻分)で当時の弁士が実使用した一冊と思われます。表紙 … 続きを読む : 1929 – 『今年竹』(松竹蒲田、重宗務監督、岩田祐吉&栗島すみ子主演) 弁士用台本
日本・女優より 大正八年七月麻布區霞町元明治座の事務員藤田昌宏の次女に生る、大正十三年二月、姉藤田房子と共に松竹蒲田スタヂオに入る。古參役者として可愛がられ人氣がある。初舞臺は柳咲子の『猫』で鳴門のお鶴に扮して転載を認め … 続きを読む : 藤田 陽子 [Fujita Yoko]
初期日本映画の発展に大きな影響を与えた映画理論家、歸山教正氏の残した概説書シリーズの一冊。「小型映画講座」の枠組みで、9.5ミリと16ミリを中心に動画カメラの原理、フィルムの種類、映画光学の基礎、照明、間字幕の作り方など … 続きを読む : 1931 ‐ 『活動寫眞撮影術』(歸山教正&原田三夫共著、日本教材映画 [小型映画講座1])
日本・女優より 若き日の榮えよ、めでたさよ!この一句を光川京子の讃とする。當年わづかに十七歳の京子の、現在の人氣はどうだろう!『お駒ちやん』といふ名で、蒲田撮影所員んみんなから可愛がられてゐるが、この名こそ第一囘作品『初 … 続きを読む : 光川 京子 [Mitsukawa Kyôko]
日本・女優より 本名瀧澤昇子。明治四十五年東京市赤坂區に生る。靑山女學校修業。大正八年帝國劇場にて初舞臺後引継ぎ舞臺にあり映畫界入りは大正十四年マキノ入社は昭和五年二月。娘役が得意、主な近作は「鴨川小唄」「光を求めて」「 … 続きを読む : 浅間 昇子 [Asama Shôko]
「ドイツ/オーストリア [Germany/Austria]」より 独逸のフイルムが上野みやこ座へ盛んに出た時分澤山にあらはれたブラウン探偵としてその顔は諸君の記憶に深ひことゝと思ふ。本誌十號にもこのことについて述べてある … 続きを読む : ルートヴィヒ・トラウトマン(Ludwig Trautmann、1885 ‐ 1957)と『天馬』の記憶
1920年代中盤、大正末期に発行された167号から185号まで全19冊の『キネマ旬報』を合本にしたもの。 グラビアを重視しゴシップ記事も織りこんだ『活動倶楽部』や『活動画報』と異なり、『キネマ旬報』は網羅的な映画評を主と … 続きを読む : 大正13~14年(1924~25年) 私家版・キネマ旬報合本(167~185号)を読む
10年近く前、国産無声映画の紙物で初めて手に入れたのがこの辺の豆ブロマイドでした。大正末期~昭和初期に九州で活動していた「活キチ」さんの旧蔵品がネットオークションに出品されていたのを発見、いずれも結構な勢いで落札されてい … 続きを読む : 1926~1935年 剣戟俳優映画 豆ブロミニコレクション
情報館・ノベリゼーション [日本]より 悌二(ていじ:鈴木伝明「あの海岸を埋立てられたら漁家二千人の生活はどうなると思ふ」 健(たけし:高田稔)「知らん」 悌二「二千人の人間を殺してまで君は金を儲けたいのか」 健「儲けた … 続きを読む : 1931 – 大島印刷株式会社・活動文庫(その一)『野に叫ぶもの』(松竹、島津保次郎監督)
「池田富保 関連コレクション [Ikeda Tomiyasu Related Items]」 より 昭和3年(1928年)に公開された日活オールスター作時代劇の販促品。 フィルムは一部現存していてDVD版も市販されていま … 続きを読む : 1928 -『續水戸黄門』(池田富保)10枚綴り絵葉書セット
以前に紹介済みの『手彩色版小型ブロマイド』より少し後、『白黒版小型ブロマイド』とほぼ同時期、『松竹花形キネマカード』の2、3年前に出版された豆ブロ集です。水谷八重子さんと五月信子さんが同じセットに含まれているのは珍しい、 … 続きを読む : 1923年頃 – 豆ブロマイド 『原色版・松竹キネマ 第二集』(女優篇)
今回投稿した『原色版・松竹キネマ』女優篇と同時期と思われる男優豆ブロマイド8枚。1920年代後半には鈴木傳明、岡田時彦と高田稔氏の三名が美形男優として人気を博し、30年頃に次世代俳優として登場した上原謙、佐野周二、佐分利 … 続きを読む : 1923年頃 – 松竹キネマ 豆ブロマイド男優篇
日本・女優 & 女優別絵葉書ギャラリーより 『姉ちやん、七時を打ちましたよ。』 『ウン、そう、もう五分間寝かして頂戴』 うつらうつらと夢路をたどる内亦々ミシミシと梯子段を踏む音にハツとして目を覺まし時計を見ると三 … 続きを読む : 八雲 恵美子/八雲 理恵子 [Yagumo Emiko/Yakumo Rieko]
日本・女優より 本名浦波たま子。明治四十一年、東京市日本橋に生る。松竹樂劇部を出て永年舞臺に出演後昭和三年松竹京都撮影所に入社して現在。主な近作は「月形半平太」「天草四郎」「平出造酒」等々。妖婦役が得意。身長五尺二寸、體 … 続きを読む : 浦波 須磨子 [Uranami Sumako] & 千早 晶子 [Chihaya Akiko]
昭和2年(1927年)11月5日付の國民新聞の付録。 一面と四面は主に広告で占められており、日活の『砂絵呪縛』、松竹『海の勇者』(電氣館)、パラマウント社『決死隊』(邦楽座)、『通し狂言 忠臣蔵』(帝劇)などの宣伝が掲載 … 続きを読む : 1927年 『國民新聞 附録 現代俳優寫眞と名鑑』