1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫
ノベリゼーション [日本] より 僅かに薄光の射込む地下室 – その中央に立つたキチーは、暫くは何も見分けられず茫然としてゐたが、其中に漸う薄闇に馴れて來たので四隣を見廻すと、正面の暗の中に異形の影があつた。 … 続きを読む : 1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫
ノベリゼーション [日本] より 僅かに薄光の射込む地下室 – その中央に立つたキチーは、暫くは何も見分けられず茫然としてゐたが、其中に漸う薄闇に馴れて來たので四隣を見廻すと、正面の暗の中に異形の影があつた。 … 続きを読む : 1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫
9.5ミリ (米パテックス) & 映画史の館・合衆国より 1920年代中盤、米国でパテックス社が9.5ミリ映画フィルムの市販を開始した時、長編ドラマカテゴリー(D番)の第一弾として発売されたのがダグラス・フェアバ … 続きを読む : 1916 – 9.5mm 『ドーグラスの好奇』(アラン・ドワン監督、ファイン・アーツ映画社/トライアングル社) 1920年代中盤 米パテックス社プリント
ルイ・フイヤード & 情報館・ノベリゼーション [国外] より 以前に『第3巻 幻惑する眼』を紹介した『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団』の仏語ノベリゼーション第1巻初版。フランスで連続活劇を含むオリジナル映画作 … 続きを読む : 1916 – 『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団 第1巻 首なし死体』 仏ノベリゼーション(L・フイヤード&G・メイル共著、同時代出版社)
ルイ・フイヤード & 情報館・ノベリゼーション [国外] より 1910年代後半のフランスでは初期映画、特に活劇の連載小説化が盛んに行われていました。皮切りとなったのがパテ(米パテエクスチェンジ社)製作による『拳 … 続きを読む : 1916 – 『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団 第3巻 幻惑する眼』仏ノベリゼーション(L・フイヤード&G・メイル共著、同時代出版社)
情報館・ノベリゼーション [日本]より 活動寫眞興業者は觀客吸引策に就いてニ六時中その頭腦をなやめてゐる。東京電氣館がニコニコ大會を前後數囘開催して非常なる成功を遂げてから、此事あつて日本全國の常設館に於いてニコニコ大會 … 続きを読む : 1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)
映画女優として名が知られる直前の1916年、エミー・リンは『キット(Kit)』という3幕物の舞台喜劇に出演しています。劇場付きのオーケストラが伴奏を担当していて、同楽団でチェロを担当していた音大の女学生がエミー・リンと共 … 続きを読む : 1916 – エミー・リン Emmy Lynn 直筆メッセージ入り劇場用パンフレット
情報館・DVD/DVD-R/ブルーレイより 戦前フランスで活躍し「ミス(la Miss)」の愛称で親しまれた舞台パフォーマー、ミスタンゲット。「ミス」は略称であると同時に英語の”ミス”でもあって、こと彼女に関しては「お嬢 … 続きを読む : 1916-1917 DVD 『ミスタンゲット:無声映画特選集』(2016年、LCJ出版社)
2013年に公刊された研究書。チャップリンに関しては伝記や作品論など多くの書物が発表されていますが、本作は1916~17年にミューチャル社で制作された作品の「版権」の運命を辿ることで通常の映画史では見えてこない業界の実態 … 続きを読む : 2013 -『チャップリンズ・ヴィンテージ・イヤー:チャップリン・ミューチャル短編物語』
フィルム館・齣フィルム より 連続活劇『赤環(レッド・サークル)』に関しては2021年に一度記事としてまとめています。小説版を元に10枚の断片を並び替え物語を再構築したものです。2023年、新たに20枚以上の齣フィルムが … 続きを読む : 1915 – 『赤環』(バルボア/パテ・エクスチェンジ社、シャーウッド・マクドナルド監督) 35ミリ 齣フィルム
9.5ミリ 劇映画より 鉱山技師のブレーズ(フェアバンクス)の元にカリブ海の小国パラゴニアから仕事の依頼が舞いこんだ。鉱山の再開作業に手を貸してほしいと云ふのである。一旦は斷つたブレーズであつたが、帰り際に垣間見た同国大 … 続きを読む : 1916 – 9.5mm 『快漢ブレーズ』(米トライアングル社、ダグラス・フェアバンクス主演、ジョン・エマーソン監督) イタリア語版
サイン館・ドイツ/オーストリアより 親愛なるお嬢様、残念なことに貴女がサイン用に送ってくださった絵葉書をどこかにやってしまいました。代わりにこちらを送りますのでお受け取りくださいませ。 ヘッダ・ヴェルノン Mein li … 続きを読む : ヘッダ・ヴェルノン Hedda Vernon (1886 – 1925) 独
大正五年に日本で公開された『呪の列車』はキネマ文庫(榎本法令館)など当時の説明本文庫で取り扱われることはありませんでした。唯一、子供向けの読み物雑誌として人気のあった「飛行少年」誌の大正五年十二月号に「繪もの語」版6頁が … 続きを読む : 1916 – 「活動繪もの語:呪の列車」(『飛行少年』大正5年12月号所収、日本飛行研究會)
『呪の列車』は元々ヴァイタグラフ社が新たに立ち上げたブルーリボンレーベルの第一弾として製作・公開されたものです。ブルーリボンは4巻物以上の(当時の基準としては)尺の長い「特作長編」に特化した制作会社の位置付けをされていま … 続きを読む : 1916 -『活動之世界』 大正5年(1916年)12月号より『呪の列車』関連記事
「ザッペルンデ・ラインヴァント(Die Zappelnde Leinwand)」は「躍動するスクリーン」の意味合いで、1910年代のドイツ語圏でムービング・ピクチャー(活動寫眞)の訳語に使われていたようです。しかし早くか … 続きを読む : 大正5年 (1916年) マックス・マック編著『ザッペルンデ・ラインヴァント(活動寫眞)』
「パール・ホワイト関連 [Pearl White Related Items]」より 1916年末に公開された連続活劇『陸軍のパール』の仏語小説版。1914年公開『マスター・キイ』と2in1の形で出版されたものです。10 … 続きを読む : 大正5年 (1916年) パール・ホワイト主演『陸軍のパール』&エラ・ホール主演『マスター・キイ』仏語小説版
「9.5ミリ動画 05a 劇映画」より 御なじみの名高いダグラスフエーヤバンクスは彼の獨得の妙技を振って演じた快味湧くが如く姿又眞に迫つた活劇である。彼は絶世の美人マルヂヨリーに戀したけれども父は頑強に反對したのである。 … 続きを読む : 1916 – 9.5mm ダグラス・フェアバンクス主演 『電話結婚』 (The Matrimaniac)
「パール・ホワイト連続活劇 [Pearl White Serials]」より パール・ホワイト主演による連続活劇『エレーヌの勲功(The Exploits of Elaine)』は、日本では『拳骨』の邦題で紹介され人気を … 続きを読む : 大正6年 (1917年) パール・ホワイト主演『拳骨』仏語小説版