シェッローシ・ロージ Szöllősi Rózsi とハンガリー1918年版『妖花アルラウネ』

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(07) 現在、ハンガリーで無声映画の発掘・修復作業の中心となっているのがNFI(ハンガリー国立映画協会/Nemzeti Filmint … 続きを読む : シェッローシ・ロージ Szöllősi Rózsi とハンガリー1918年版『妖花アルラウネ』

ニャーライ・アンタル Nyárai Antal と『黄金を求むる男』

絵葉書と『演劇生活 Színházi Élet』誌から見る1910年代ハンガリー映画(08) ハンガリー初の長編映画とされる1913年作品『最後のボヘミアン』(Az utolsó bohém)で主人公ヴェール・トーニを演 … 続きを読む : ニャーライ・アンタル Nyárai Antal と『黄金を求むる男』

エルミール・ヴォーティエ Elmire Vautier (1897 –1954)

サイン館 フランスより エルミール・ヴォーティエ夫人は30年程昔ウール県のベルネーで生を受けた。 パリの音楽高等師範学校に入学、ジュール・トルフィエに師事するが程なく演技の勉強を離れ、1918年に映画初出演となる2作『他 … 続きを読む : エルミール・ヴォーティエ Elmire Vautier (1897 –1954)

1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

情報館・ノベリゼーション [国外] より パウル・ヴェゲナ―主演になるウーファ社1919年公開作品のノヴェリゼーション。監督は『サンライズ』等のアートディレクターとして知られるロフス・グリーゼですが、翌年の『巨人ゴーレム … 続きを読む : 1919 – 『ガレー船を漕ぐ者』 (ロフス・グリーゼ & パウル・ヴェゲナ―監督) 1920年 独語版ノヴェリゼーション

1929 – 『赤穂浪士』(日活太奏、志波西果監督)  春江堂・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 今年最後の投稿は1929年11月に公開された日活作品『赤穂浪士』のトーキー文庫版です。大河内傅次郎が堀田隼人と大石内蔵助の二役を演じ、東亞キネマから移籍してきた光岡龍三郎が小林平七 … 続きを読む : 1929 – 『赤穂浪士』(日活太奏、志波西果監督)  春江堂・トーキー文庫

1921 – 『山へ歸る』 (牛原虚彦監督、伊藤大輔原作&脚本、松竹蒲田) 1923年 榎本書店・演藝文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より  煙の登る小屋の中には五十を過ぎた、胡麻塩頭の男が、もう炭釜の火は引いて仕舞つたらしい火の消えた炭竃の前で、炭俵を結はえる繩を綯うてゐるのだつた、そして其處の横の山の裾の岩の上では … 続きを読む : 1921 – 『山へ歸る』 (牛原虚彦監督、伊藤大輔原作&脚本、松竹蒲田) 1923年 榎本書店・演藝文庫

1922 – 『ユーコンの危難』(J・P・マクゴワン他監督、ユニヴァーサル社) 1924年 榎本書店・キネマ文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 1867年のアラスカ。英国から開拓にやってきた青年ジャック・メリルはロシア人のうら若き乙女オルガと恋に落ちる。女もまたその思いに応え、二人は程なく式を挙げる次第と相成った。二人の幸 … 続きを読む : 1922 – 『ユーコンの危難』(J・P・マクゴワン他監督、ユニヴァーサル社) 1924年 榎本書店・キネマ文庫

1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 第一次大戦下のドイツ。国全体が高揚感に満ち溢れ、愛国心を鼓舞するフレーズが氾濫する中、絶え間なく「死」と直面せざるを得なくなった青年兵たちの日常を生々しく描きあげた反戦映画古典。ド … 続きを読む : 1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

1918 – 『活動寫眞雑誌』 大正7年1月 新年臨時増刊 世界活動俳優號

情報館・雑誌(和書) より  『キネマ・レコード』は最初は滋野、歸山、花房種太氏等同人間の道樂に謄寫版で刷つたものに過ぎなかつたが、二年の末から印刷に附して發賣された。主筆は初めが滋野氏、後には歸山氏になつて大正六年ごろ … 続きを読む : 1918 – 『活動寫眞雑誌』 大正7年1月 新年臨時増刊 世界活動俳優號

1918 – 『活動畫報』 大正7年1月 新年特別號

情報館・雑誌(和書) より 大正7年に公刊された『活動画報』の新年号。各社による謹賀新年の広告が雑誌を賑やかに飾っています。 巻頭カラーグラビアにヴァージニア・パーソン。単色グラビアでベッシー・バリスケール、メアリー・マ … 続きを読む : 1918 – 『活動畫報』 大正7年1月 新年特別號

1919 – 『活動倶楽部』 大正8年11月 新進女優號

情報館・雑誌(和書) より 『活動倶楽部』誌の1919年11月号で、旧称の『活動評論』から改称して3冊目、通巻で12冊目となる初期の一冊。素敵な配色の表紙を飾っているのはメイ・アリソンです。 彩色グラビアに『活動評論』誌 … 続きを読む : 1919 – 『活動倶楽部』 大正8年11月 新進女優號

1925 – 『世界のキネマスター』 (旬刊「寫眞報知」臨時號、報知新聞社出版部)

情報館・俳優名鑑より 大正14年(1925年)4月、「寫眞報知」誌の臨時號として公刊された国内外俳優の名鑑。国立国会図書館のデジタル・アーカイヴで閲覧可能、俳優紹介で何度も引用させてもらっています。実物も手元に置いておこ … 続きを読む : 1925 – 『世界のキネマスター』 (旬刊「寫眞報知」臨時號、報知新聞社出版部)

1929 – 『日本映畫俳優名鑑 昭和四年版』(映畫世界社)

情報館・俳優名鑑より 歐米では大變に立派なものがあるのに、日本では赤本みたいなものしか出てゐないので、是非とも完全なものを出してみたいと思つてゐました。 序文/橘弘一路 1929年に世界映画社から公刊された邦画の名鑑。巻 … 続きを読む : 1929 – 『日本映畫俳優名鑑 昭和四年版』(映畫世界社)

1923 – 私訳完全版 『回想録』 スタシア・ナピエルコウスカ(シネミロワール誌 1923年4~5月 第24~26号掲載)

ナピエルコウスカより 1923年春、仏シネミロワール誌にナピエルコウスカによる自伝的文章『回想録』(Mes Souvenirs)が3回に分けて掲載されました。フェデー作品で女優活動を本格的に再開させたナピエルコウスカが新 … 続きを読む : 1923 – 私訳完全版 『回想録』 スタシア・ナピエルコウスカ(シネミロワール誌 1923年4~5月 第24~26号掲載)

スタシア・ナピエルコウスカ Stacia Napierkowska (1886 – 1945) 仏

サイン館・フランス & ナピエルコウスカより 君はスタシア、ナピエルコウスカ(Mlle. Stacia Napierkowska)を知つてゐるだらふ?パテーの畫に度々出たからね、あれもポーランド種だ、コンスタンチ … 続きを読む : スタシア・ナピエルコウスカ Stacia Napierkowska (1886 – 1945) 仏

1918 – 『七ツ真珠』 (ルイ・ガスニエ他監督、パテ・エクスチェンジ社/アストラ社) 春江堂 ・ 大活劇文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より  […] 恐怖に奪はれながら眺めてゐるイルマを、メーソンは、無理無體に、太縄で縛り附けて了つた。イルマを縛り附けた太縄の一端を風船に結び附けたのだ。  「さあ。此處に、硫酸がある。 … 続きを読む : 1918 – 『七ツ真珠』 (ルイ・ガスニエ他監督、パテ・エクスチェンジ社/アストラ社) 春江堂 ・ 大活劇文庫

ヴァルデマー・シランダー Valdemar Psilander (1884 – 1917)

サイン館・北欧諸国 より 曾て『最後の一壘』なるノルヂイスク社の軍事活劇が、大正四年九月帝國館に封切された事があつた。その映畫にゴルドン中尉として、非凡な堅實な藝風を示したのは、丁抹第一流の俳優たるヴァルデマー・サイラン … 続きを読む : ヴァルデマー・シランダー Valdemar Psilander (1884 – 1917)