1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 第一次大戦下のドイツ。国全体が高揚感に満ち溢れ、愛国心を鼓舞するフレーズが氾濫する中、絶え間なく「死」と直面せざるを得なくなった青年兵たちの日常を生々しく描きあげた反戦映画古典。ド … 続きを読む : 1930 – 『西部戦線異状なし』 (ルイス・マイルストン監督、ユニヴァーサル社) 映畫研究會・トーキー文庫

2023年10月5日 – 『無憂華』 (東亞キネマ、1930年)を見る @ サイレントシネマ・デイズ2023/国立映画アーカイヴ

国立映画アーカイヴで開催されている「サイレントシネマ・デイズ2023」で『無憂華』を見てきました。 2018年に東亞キネマのサイン帖を入手し、特定作業からの流れで現存を知った作品でした。後年に再編集され、夏川静江さんの語 … 続きを読む : 2023年10月5日 – 『無憂華』 (東亞キネマ、1930年)を見る @ サイレントシネマ・デイズ2023/国立映画アーカイヴ

1930年2月 – 9.5mm 個人撮影動画『小石川後樂園 昭和5年2月15日』

フィルム館・9.5ミリ (個人撮影動画・日本) より フィルムの2本目は1930年2月に小石川後楽園で撮影されたものです。桜や藤棚など後楽園を彩る植物、橋や灯籠といった歴史ある建造物を記録しながら合間に同行した男性陣の映 … 続きを読む : 1930年2月 – 9.5mm 個人撮影動画『小石川後樂園 昭和5年2月15日』

早川 雪洲 (1886 – 1973) 1930年の舞台劇「天晴れウオング」

日本・男優 より 世界的の映畫俳優と云はれる早川雪洲が帝劇で實演の舞臺に立つと云ふのが評判となつて、九月の帝國劇場は興行的には大成功であつた。[…] 脚本は雪洲好みとも云ふべき翻譯物の『天晴れウオング』と題す … 続きを読む : 早川 雪洲 (1886 – 1973) 1930年の舞台劇「天晴れウオング」

1930 – 『仇討浄瑠璃坂』(東亞キネマ、後藤岱山&石田民三監督) 直木三十五原作 トーキー文庫

情報館・ノベリゼーション [日本]より 奥州街道那須野ヶ原の一隅に高い建札が立つてゐる。  建札の下には、生々しい首がさらしてある。 『何です!』 『生首か – 』 『えツ』 通行人が物見高く集まつて騒いでゐ … 続きを読む : 1930 – 『仇討浄瑠璃坂』(東亞キネマ、後藤岱山&石田民三監督) 直木三十五原作 トーキー文庫

1930年代 仏パテ社モトカメラ用ワイドコンバーター&フード (日本製・ダイヤ印)

以前に紹介したターレット式のフィルター付きモトカメラに付属していたワイドコンバーター。仏パテ社が発売していたモトカメラ用「アンプリ・パテ(Ampli-Pathé G2)」の日本版コピー商品。 元箱に「九ミリ半用/ダイヤ望 … 続きを読む : 1930年代 仏パテ社モトカメラ用ワイドコンバーター&フード (日本製・ダイヤ印)

『大地』 ピンバッジ  (1930年、アレクサンドル・ドブジェンコ監督、全ウクライナ寫眞映畫部)

帝政ロシア/ソヴィエト初期映画史再訪 [11] 所謂少數民族も自身の映畫單位を有つてゐた。その中で最も優れてゐたのは、恐らく、一九二一年に組織されたウクライナ・キネマ(ヴフク)であらう。「タラス・シエフチエンコ」と「二日 … 続きを読む : 『大地』 ピンバッジ  (1930年、アレクサンドル・ドブジェンコ監督、全ウクライナ寫眞映畫部)

1930年 – 9.5mm 『復興帝都御巡幸』(原題『輝やく大東京』 撮影・大日本教育映画協會 伴野商店版)

小特集【関東大震災と9.5ミリ映画】「伴野商店」より 震災から6年半、当時の金額にして7億円以上の巨費を費やした東京の復興計画(土地区画の整備、インフラ再建)が一区切りつき、1930年3月に復興帝都祭が開催されています。 … 続きを読む : 1930年 – 9.5mm 『復興帝都御巡幸』(原題『輝やく大東京』 撮影・大日本教育映画協會 伴野商店版)

1918-1930 – DVD 『アウグスト・ジェニーナ作品集』(2020年、チネテカ・ディ・ボローニャ)

ルイーズ・ブルックス主演作『ミス・ヨーロッパ』の新リストア版を含むDVD2枚組+ブックレット。収録作は以下の4作: 1)『さらば青春』(1918年、マリア・ヤコビニ&エレナ・マコウスカ他出演) Addio giovine … 続きを読む : 1918-1930 – DVD 『アウグスト・ジェニーナ作品集』(2020年、チネテカ・ディ・ボローニャ)

1930 – 『パテーの自家現像』(吉川新形式寫眞叢書・第一篇、吉川速男著、アルス社)

今回9.5ミリ動画カメラを実使用するに当たってまず参考にしたのは歸山教正氏の『シネ・ハンドブック』(1930年)でした。もう一冊9.5ミリ専用の書籍が欲しいな…と見つけ出したのがこちらの『パテーの自家現像』。某古書店ブロ … 続きを読む : 1930 – 『パテーの自家現像』(吉川新形式寫眞叢書・第一篇、吉川速男著、アルス社)

モード・ロティ Maud Loty (1894 – 1976) 仏

「フランス [France]」より 1910~1930年代に人気のあった舞台系の役者/パフォーマーさん。 黒髪のおかっぱ、やや垂れ目気味、ぺったんこの鼻の童顔に大きなリボン姿…フランスの芸能界であまり見ないタイプの個性派 … 続きを読む : モード・ロティ Maud Loty (1894 – 1976) 仏

1930年代 – 9.5mm『北海道アイヌの熊狩』(伴野版)

「9.5ミリ 伴野商店」より 仏パテ社の『消えゆく民、アイヌの人々』と並ぶもう一本のアイヌ関連9.5ミリフィルム。 『消えゆく民、アイヌの人々』が古いオルソクロマチック形式のフィルムで撮影されていたのに対し『北海道アイヌ … 続きを読む : 1930年代 – 9.5mm『北海道アイヌの熊狩』(伴野版)

1930 – 9.5mm 『麗しき悪女』(マルコ・ド・ガスティーヌ監督) 1930年代英パテスコープ社プリント

映画史の館・フランス & フィルム館・9.5ミリ (英パテスコープ) より 『ジャンヌ・ダルクの驚異の一生』に次いで製作されたガスティーヌ監督初のトーキー作品。英9.5ミリ版は無声で英語字幕入り。 舞台は波止場で … 続きを読む : 1930 – 9.5mm 『麗しき悪女』(マルコ・ド・ガスティーヌ監督) 1930年代英パテスコープ社プリント

1931年 トーキー文庫 『無憂華』 (東亞キネマ作品)

情報館・ノベリゼーション [日本]より 1930年秋に公開された東亞のオールスター作品『無憂華』をノベライズした説明本。 内容は和風聖女伝。名門寺社の娘として生れ、貴族の元に嫁ぎ、歌人として、さらに社会活動家(関東大震災 … 続きを読む : 1931年 トーキー文庫 『無憂華』 (東亞キネマ作品)

1930年 『東亞週報 第二八六號』

昭和五年(1930年)10月半ばの東亞週報でオールスター大作『無憂華』公開時の一冊。表紙は同作からのスチル写真。モデルとなった故・九条武子夫人を称える菊池寛・久米正雄・直木三十五の歌が添えられています。 『無憂華』の粗筋 … 続きを読む : 1930年 『東亞週報 第二八六號』

1930 – スーパー8 市川右太衛門主演 『旗本退屈男』 (古海卓二監督)

「8ミリ 劇映画」より 右太衛門終生の当たり役『旗本退屈男』の第一回作品。 完全版は現存していないとされ、マツダ映画社が前半15分程のプリントを所有。8ミリサイレント版はこのマツダ映画社ライブラリー版を元にしています。タ … 続きを読む : 1930 – スーパー8 市川右太衛門主演 『旗本退屈男』 (古海卓二監督)

1930 -『日本映画年鑑 第五年版』(昭和四年・五年版、朝日新聞社)

情報館・雑誌(和書) より 巻頭はしがきに「内容の充實と調査の徹底を期するため、本年度から隔年に編纂する」の一文が見られますが実際に次号は発売されず最終号となりました。 国内作品の代表作として『浪人街』(マキノ雅弘)『斬 … 続きを読む : 1930 -『日本映画年鑑 第五年版』(昭和四年・五年版、朝日新聞社)

東郷久義、昭和5年(1930年)の暑中見舞い

「戦前・戦中 髙島栄一・康彰氏旧蔵の葉書群」より 東郷久義(1898年3月26日 – 没年不詳) 本名品川久義。明治卅三年島根縣に生る。上京して海城中學を了へ、尚ほ関西大學法科を卒業後三年間歐州を漫遊す。大正 … 続きを読む : 東郷久義、昭和5年(1930年)の暑中見舞い