2024 – 『ヴァイタグラフ喜劇集』(米キノ・ローバー) 3ディスク・ブルーレイセット

情報館・DVD/DVD-R/ブルーレイより 先日紹介した『復讐の夜』と並び、] 映画の郷 [ が選ぶもう一枚の2024年度ベスト・デジタル・リリースが『ヴァイタグラフ喜劇集』です。ブルーレイ3枚組で発売されたもので、19 … 続きを読む : 2024 – 『ヴァイタグラフ喜劇集』(米キノ・ローバー) 3ディスク・ブルーレイセット

2017 –  『カフカ、映画に行く』(ドイツ映画博物館)

情報館・DVD/DVD-R/ブルーレイより 国営事業とは思えない先鋭的なデジタル・リリースを続けている独映画博物館で、『クレイジー・シネマトグラフ』と並び異彩を放っているのが『カフカ、映画に行く』です。ハンス・ツィシュラ … 続きを読む : 2017 –  『カフカ、映画に行く』(ドイツ映画博物館)

1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫

ノベリゼーション [日本] より 僅かに薄光の射込む地下室 – その中央に立つたキチーは、暫くは何も見分けられず茫然としてゐたが、其中に漸う薄闇に馴れて來たので四隣を見廻すと、正面の暗の中に異形の影があつた。 … 続きを読む : 1915 – 『名金』(The Broken Coin) 北島俊碩訳 春江堂(江東書院)・大活劇文庫

1917 – 『幽靈船』 (The Mystery Ship)泉淸風訳 春江堂・大活劇文庫

ノベリゼーション [日本] より かつて青年探検家ガストンとリーが南海の孤島を訪れ、神殿に埋もれたる財宝を見つけた。発掘にとりかかろうとした二人であったが島の火山が噴火、地元民によって助け出されたものの深手を負い、秘宝の … 続きを読む : 1917 – 『幽靈船』 (The Mystery Ship)泉淸風訳 春江堂・大活劇文庫

1919 – 『赤き灯』(アルベール・カペラーニ監督) 2012年 ブリュッセル映画博物館版 DVD

情報館・DVD/DVD-R/ブルーレイより アラ・ナジモヴァが自身の名を冠して立ち上げたナジモヴァ・プロダクションの第2弾に当たる作品で、フランス無声映画の重鎮として知られるアルベール・カペラーニ監督を招聘して製作された … 続きを読む : 1919 – 『赤き灯』(アルベール・カペラーニ監督) 2012年 ブリュッセル映画博物館版 DVD

1918 – 『青い鳥』(モーリス・トゥールヌール) 日本製絵葉書セット 京都三条・さくらい屋

絵葉書館 より The Blue Bird (1918, Artcraft Picture/Famous Players Lasky, dir/Maurice Tourneur)c1920 Japanese Postca … 続きを読む : 1918 – 『青い鳥』(モーリス・トゥールヌール) 日本製絵葉書セット 京都三条・さくらい屋

1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

フィルム館・8ミリ より 戦前、特にサイレントから初期トーキー時代の多くの作品の例に漏れず、『吸血鬼』もまた不完全な形で現存している複数プリントをどう扱うか悩まされてきた一本でした。1990年代末に独伊共同で行われた修復 … 続きを読む : 1932 – 『吸血鬼』 (カール・Th・ドライヤー監督) 米スタンダード8 『破滅の城』改題版

1920年代中盤 – 35mm 米”シーク”映画 上映用35ミリポジ断章

フィルム館・28 & 35ミリ より 1920年代中盤と思われる35ミリ上映用ポジの断章。ルドルフ・ヴァレンチノを一躍有名にした『シーク』(1921年)の影響を受け、無声映画時代後期に量産されていた「シーク映画( … 続きを読む : 1920年代中盤 – 35mm 米”シーク”映画 上映用35ミリポジ断章

アニタ・スチュアート (1895 – 1961) 米

サイン館・合衆国/カナダ/オーストラリア より 生地獨逸ポツダム市、同地に於て高等教育を受けて後劇界に入り、間もなく歐洲戰爭に出征、平和克復の頃映畫界に志した、デクラ・ビオスコツプ會社に入り『カリガリ博士』『孟賈の一夜』 … 続きを読む : アニタ・スチュアート (1895 – 1961) 米

1922 – 9.5mm 『ナヌークの仕事と愛』『氷の國の子供たち』(『極北のナヌーク』より) 1920年代後半 米パテックス社プリント

9.5ミリ (米パテックス) & 映画史の館・合衆国より 人は凡庸な劇映画より美しき記録映画に心を動かされるのではないのでせふか。『極北のナヌーク』を観た私がさめざめと涙を流したと話す必要がございますでせふか。 … 続きを読む : 1922 – 9.5mm 『ナヌークの仕事と愛』『氷の國の子供たち』(『極北のナヌーク』より) 1920年代後半 米パテックス社プリント

1928 – 9.5mm 『ツエ伯号の巡航』 1920年代後半 米パテックス社プリント

9.5ミリ (米パテックス) & 映画史の館・合衆国より 1928年10月11~15日にかけ、グラフ・ツエッペリン号(日本での当時の通称「ツエ伯号」)が初めて大西洋横断を成功させた際のニュースリール。今回入手した … 続きを読む : 1928 – 9.5mm 『ツエ伯号の巡航』 1920年代後半 米パテックス社プリント

1925 – 『ステラ・ダラス』 (ヘンリー・キング監督)2005年米サンライズ・サイレンツ版DVD-R

情報館・DVD/DVD-R/ブルーレイ & 映画史の館・合衆国 より 地方の工業都市に住んでいるうら若き娘ステラ(ベル・ベネット)は夕刻になるとソワソワとし始めた。難しい本を手に玄関前に立ってはいるが、目は文字を … 続きを読む : 1925 – 『ステラ・ダラス』 (ヘンリー・キング監督)2005年米サンライズ・サイレンツ版DVD-R

サミュエル・ゴールドウィン Samuel Goldwyn (1879 – 1974) 米

映画史の館・合衆国 より 1990年代初頭、蓮實重彦氏を中心に映画プロデューサーのサミュエル・ゴールドウィンを再評価する動きがありました(92年刊の『映画に目が眩んで』に優れたゴールドウィン論を収録)。当時、この流れに対 … 続きを読む : サミュエル・ゴールドウィン Samuel Goldwyn (1879 – 1974) 米

アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

サイン館・フランス より 1902年パリ生まれ。地方(サヴォワ県)で開催されたミスコンでの優勝をきっかけに名が知られるようになり映画女優としてデビュー、当初はルイ・メルカントン監督作品等に出演していました。 優雅さと気品 … 続きを読む : アルレット・マルシャル (Arlette Marchal、1902 – 1984) 仏

1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)

情報館・ノベリゼーション [日本]より 活動寫眞興業者は觀客吸引策に就いてニ六時中その頭腦をなやめてゐる。東京電氣館がニコニコ大會を前後數囘開催して非常なる成功を遂げてから、此事あつて日本全國の常設館に於いてニコニコ大會 … 続きを読む : 1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)

1920年代末 米ベル&ハウエル社 フィルモ16ミリ映写機をリストアする

2019年の末にベル&ハウエル社の初期16ミリ映写機を入手しました。その際に実写に挑戦してみたもののパーツの不足や不具合で上手くいきませんでした。先日同型(若干の仕様違い)がジャンクとして売りに出されていたのでパーツ取り … 続きを読む : 1920年代末 米ベル&ハウエル社 フィルモ16ミリ映写機をリストアする

フローレンス・ターナー Florence Turner (1873–1959) 米

サイン館・合衆国/カナダ/オーストラリア より 俳優に對する待遇も次第に改まつた。ゼームス・クルーズが、一九一一年に始めてパテエの俳優となり、程なくタンハウザーに轉じて、『百萬弗の秘密』に出演した時は、一日僅かに五弗の給 … 続きを読む : フローレンス・ターナー Florence Turner (1873–1959) 米