2025 – 『はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇』(国立映画アーカイブ)を観る
半月ほど前(2025年3月28日)、国立映画アーカイブによるオンライン企画『はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇』が公開されました。1920年代前半に公開された日活や國活、松竹、東亞、東京キネマ等に … 続きを読む : 2025 – 『はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇』(国立映画アーカイブ)を観る
半月ほど前(2025年3月28日)、国立映画アーカイブによるオンライン企画『はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇』が公開されました。1920年代前半に公開された日活や國活、松竹、東亞、東京キネマ等に … 続きを読む : 2025 – 『はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇』(国立映画アーカイブ)を観る
フィルム館・齣フィルム より 窓を開けた細長い厚紙二枚に挟む形でまとめられた齣フィルム14枚。作品名の付されたものが内9枚あって、ほとんどが1926年3月から5月にかけて公開された作品です。 1925年7月『乱刀』(東亜 … 続きを読む : 1926年頃 – 愛和商会製 35ミリ齣フィルム 14枚
女優別絵葉書ギャラリーより 本名靑木ちよ、明治三十四年十月、北海道函館に生る。大正七年東京少女歌劇に入り大正十年國活入社、同年末マキノに入社、同十三年六月東亞に轉ず、國活の「畫家とモデル」が處女出演映畫で「彼女の運命」「 … 続きを読む : 環 歌子/玉木 悦子 [Tamaki Utako/Etsuko]
日本・女優 より 中野かほるは神戸市北長狭通りの中野梅太郎氏の長女として生れ、本名を中野房榮と云ひ、古くからの映畫フアンで雑誌「キネマ」等に盛んに投稿してゐた。神戸第一高女卒業の本年廿歳。東活入社の動機となつたのは「キネ … 続きを読む : 中野 かほる [Nakano Kaoru]
国立映画アーカイヴで開催されている「サイレントシネマ・デイズ2023」で『無憂華』を見てきました。 2018年に東亞キネマのサイン帖を入手し、特定作業からの流れで現存を知った作品でした。後年に再編集され、夏川静江さんの語 … 続きを読む : 2023年10月5日 – 『無憂華』 (東亞キネマ、1930年)を見る @ サイレントシネマ・デイズ2023/国立映画アーカイヴ
齣フィルムより 2021年春、厚紙のフレームでまとめた齣フィルム70枚を入手。比較的枚数の多かった1915年公開の米連続活劇『赤環』(ルース・ローランド主演)を時系列に並べ紹介いたしました。 2年経過した今年になって、出 … 続きを読む : 大正後期~昭和初期 35ミリ齣フィルム215枚(米連続活劇、『十誡』、ロイド喜劇、高尾光子ほか)
『優秀長尺フイルム 時代劇 全壹巻』と題された化粧箱入りの35ミリフィルム断章。フィルムは3つの場面(字幕無し)で構成されています。 第一の場面は帯刀した男性が登場。満面の笑みがフッと真顏に変わり、右手を合図のように上げ … 続きを読む : 1920年代中盤 – 35ミリフィルム 『優秀長尺フイルム 時代劇 全壹巻』(愛和商会)
先日、珍しい形の寄せ書きを見つけました。写真面は松井千枝子さんで直筆サインあり。裏面には「映画と演藝展覧会記念」の円いスタンプが押されています。同じ面に俳優3名のサイン、その内二つは浜口富士子さんと瀧花久子さんでした。 … 続きを読む : 1929年頃 映画と演藝展覧会 松井千枝子/浜口富士子/瀧花久子ほか
情報館・俳優名鑑より 大正14年(1925年)4月、「寫眞報知」誌の臨時號として公刊された国内外俳優の名鑑。国立国会図書館のデジタル・アーカイヴで閲覧可能、俳優紹介で何度も引用させてもらっています。実物も手元に置いておこ … 続きを読む : 1925 – 『世界のキネマスター』 (旬刊「寫眞報知」臨時號、報知新聞社出版部)
日本・男優 より 「悲しき仇討」が處女映画、その後「荒神山の血煙」「殺生村正」の主役をして關西活フアンにもてはやされた。明治二十六年東京 [原文ママ]に生る。本名は矢野正三郎。 『世界のキネマスター』(1925年5月、報 … 続きを読む : 市川 小文治 [Ichikawa Kobunji]
日本・女優 より 本名は藝名と同じの平塚泰子。まだ十四歳である。 生れは大阪南區鹽町一丁目。 好きなものは遊藝と讀書 – 殊に大衆文藝、嫌ひなものは若い男と夜間撮影ださうである。 『キネマの人々』 朝島黎 … 続きを読む : 平塚 泰子 [Hiratsuka Yasuko]
情報館・ノベリゼーション [日本]より 奥州街道那須野ヶ原の一隅に高い建札が立つてゐる。 建札の下には、生々しい首がさらしてある。 『何です!』 『生首か – 』 『えツ』 通行人が物見高く集まつて騒いでゐ … 続きを読む : 1930 – 『仇討浄瑠璃坂』(東亞キネマ、後藤岱山&石田民三監督) 直木三十五原作 トーキー文庫
日本・男優 より 本名、山本德麿。二十七歳。 神戸市切戸町の生れである。 繪畫と登山とカルピスが好きで、不眞目と借金が嫌ひ。 「何でもいゝから命がけの映畫を作つてみたいと思ひますね。かう、見て居てガーンと來るやうな、或は … 続きを読む : 團 德麿 [Dan Tokumaro]
日本・男優 より 明治三十六年東京で生る。本名澤武史、東亞キネマ等持院の時代劇部の幹部として光岡龍三郎と共にチヤンバラで人氣あり。出演映畫は『痩浪人』『鳴門秘帖』『神陰流』等多數あり、最近二枚目として主演することあり『悲 … 続きを読む : 雲井 龍之助 [Kumoi Ryûnosuke]
風説と流言、妄言の戦前邦画史 国立国会図書館の「参考書誌研究」第77号(2016年3月発行)に同館の所蔵している発禁図書のリストが掲載されています(「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』-安寧ノ部・風俗ノ部-、 大塚奈 … 続きを読む : 1927 – 発禁本 『スター 秘話戀の文がら』(池田溪水、成行社、昭和2年)
「阪東妻三郎関連」より 牧野氏の獨立はやがて多數の契約館を喪失するに至かも知れぬ。そこで東亜は躍起となつて牧野氏と交渉を始め、その結果愈よ圓滿に解決を告げて、五月三十一日を以て完成せる『落花の舞』(全二編、沼田紅綠氏監督 … 続きを読む : 大正14年(1925年) – 『フアンの友』(太陽社)
フィルム館・9.5ミリ (伴野商店) & 映画史の館・日本 より 1925年に公開された阪東妻三郎主演作の9.5ミリ版。同作は国立フィルムアーカイヴ、マツダ映画社、プラネット映画資料図書館が16ミリまたは35ミリ … 続きを読む : 1925 – 9.5mm 『江戸怪賊伝 影法師』 (東亜マキノ等持院、二川文太郎監督) 伴野商店プリント
1925年(大正14年)初頭、『芝居とキネマ』新年号の巻末付録として作成された12ページの俳優名鑑。 劇界・東京歌舞伎俳優51名(25.0%) 劇界・大阪歌舞伎俳優26名(12.7%) 劇界・東西新派俳優29名(1 … 続きを読む : 1925 – 『現代俳優かがみ』 (『芝居とキネマ』 第二年第一号 大正14年新年号付録)
澤田正二郎氏が等持院にて映畫製作の風評あれど、次號にて詳報す。 「撮影所通信:東亞等持院通信」 (キネマ旬報第178号 大正14年11月21日付) 澤田正二郎氏一派の映畫製作は愈々實現される事となり、第壹回作品は「國定忠 … 続きを読む : 1925 – 『國定忠治』 (東亜キネマ、マキノ省三監督) 絵葉書3点 澤田正二郎主演
「8ミリ 劇映画」より 映畫劇ではない。澤正一派が舞臺では十八番の「國定忠次」をその儘撮影したに過ぎない映畫である。然し澤田正二郎氏の忠次は立派に成功して居る。舞臺で聞く彼獨特の沈痛な臺詞こそ聞かれないが、彼一流の力強い … 続きを読む : 1925 – スーパー8 『国定忠治』(澤田正二郎主演、マキノ省三監督)