28ミリ
1910年代初頭 仏ゴーモン社 ボビー君短篇
2022年6月入手
南仏マルセイユの配給会社から送付された缶入り。字幕無し。ルイ・フイヤード監督が始めた「ボビー君(仏語:Bébé)」連作の一つ。フイヤード監督が残した企画原案(仏国立図書館所蔵)に対応する作品がなく、シリーズが同監督の手から離れた後の作品の可能性が高い。ボビー君の実姉に当たるフォンフォンが共演。


35ミリ
1910年中盤 – ドイツ無声映画 タイトル不明(マックス・マック監督作品?)
ユーゴ・フリンクとマリア・オルスカが主演した1916年マックス・マック監督作『競走馬アダマント最後のレース(Adamants letztes Rennen)』と思われる作品の断章。


1925 – 『凸凹密輸人退治』 (グスタフ・モランデル)
デンマークの喜劇ユニット「フュー・オ・ビ(Fy og Bi)」が主演した喜劇連作の一作。ドイツ語字幕付き。同喜劇シリーズ常連のスティーナ・ベウ、リリィ・ラニが登場するパーティー場面。


1928 – 『裁かるるジャンヌ』 (カール・Th・ドライヤー)
仏コレクター、アンドレ・ベルナール氏旧蔵の35ミリフィルム断片。別テイクから構成されたBネガティヴ(ドライヤー・ワークプリント)由来。


35ミリ (齣フィルムとして市販されていた上映用ポジ断片・特定完了分)
1915 – 『赤環/レッド・サークル』(シャーウッド・マクドナルド)
ルース・ローランドが初めて連続活劇に主演した一作で、予告編以外遺失したとされているもの。計32枚ほど。第11章「疑惑の種」後半のほぼ全体をカバーしています。


1922 – 『若き日の夢』(W.S.ヴァン・ダイク)


ベッシー・ラブがおさげ髪の薄幸な少女を演じたメロドラマ作品。齣数は21コマ。孤児アン(ベッシー・ラブ)とその恋人ジミー(ギャレス・ヒューズ)が金網越しにやりとりしている様子と、ヒロインが生き別れになった母親(アイリーン・ハント)と再会する場面。
1924 – 『猿飛の忍術』 (松竹下加茂)
計15枚ほど。四郎五郎一派が松竹蒲田から下加茂へと移ってから製作した初期の作品。霧隠才蔵(片岡童十郎)を被写体に据えた一連の流れと、四郎五郎演じる幸村が、同じく四郎五郎演じる猿飛佐助に命を下している場面。


1926 – 『ロイドの福の神』(サム・テイラー)


コマ数は25枚ほど。下町娘ホープ(ジョビナ・ラルストン)との結婚を快く思っていない旧友たちが富豪青年(ロイド)を拉致し、結婚を思いとどまらせようと説得する場面以降に対応しています。
1928 – 『大道寺兵馬』 (仏生寺弥作)
河部五郎主演の時代劇。計21枚。仲間たちが官吏によって捕縛され一人山奥に逃れた主人公が無念の表情を浮かべている場面(4枚)+後半に主人公が山賊二人組に襲われる場面(15枚)。また脇役として出演していた澤田清氏と徳川良子さんと思われる齣がそれぞれ一枚ずつありました。

















































