1926年頃 – 愛和商会製 35ミリ齣フィルム 14枚

フィルム館・齣フィルム より 窓を開けた細長い厚紙二枚に挟む形でまとめられた齣フィルム14枚。作品名の付されたものが内9枚あって、ほとんどが1926年3月から5月にかけて公開された作品です。 1925年7月『乱刀』(東亜 … 続きを読む : 1926年頃 – 愛和商会製 35ミリ齣フィルム 14枚

齣フィルム整理作業の経過報告と未特定作品について

2021年3月に入手した70枚、2023年4月に入手した215枚をあわせた計285枚分の齣フィルム整理作業は一旦ここで終了します。 [A] フィルム特定済(現存作品)95枚 [B] フィルム特定済(遺失作品)1 … 続きを読む : 齣フィルム整理作業の経過報告と未特定作品について

1924 – 『猿飛の忍術』 (松竹下加茂、吉野二郎監督) 35ミリ 齣フィルム

齣フィルムより 『大道寺兵馬』(1928年日活)に続き特定できた2本目の邦画が『猿飛の忍術』。凄いな、澤村四郎五郎が出てきました。 『猿飛の忍術』については国立映画アーカイブ(NFAJ)のデジタルギャラリーで関連資料(香 … 続きを読む : 1924 – 『猿飛の忍術』 (松竹下加茂、吉野二郎監督) 35ミリ 齣フィルム

1928 – 『大道寺兵馬』 (日活太奏、仏生寺弥作監督) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより 大地怒りて我等の衣食を絶ち、天魔横行して、荒野と化せしめ、東奥羽に大凶作を與へた天明の饑餓に遭遇し、饑餓に苦しむ人々を助けんと東奔西走する好漢あり。 さりながら、なぜか捕吏は彼等一味を捕縛せんと、その行方 … 続きを読む : 1928 – 『大道寺兵馬』 (日活太奏、仏生寺弥作監督) 35ミリ齣フィルム

1926 – 『ロイドの福の神』 (パラマウント、サム・テイラー監督) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより ひょんな成り行きから福祉事業に絡む事になってしまった大富豪(ロイド)の奮闘とロマンスを描いた1926年公開作品、監督はロイド秀作の多くを手掛けてきたサム・テイラーが引き続き担当、ヒロインには『巨人征服』( … 続きを読む : 1926 – 『ロイドの福の神』 (パラマウント、サム・テイラー監督) 35ミリ齣フィルム

1922 – 『若き日の夢』(メトロ映画社、W.S.ヴァン・ダイク監督) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより 貧しき母の手に育てられる事ができないので、生まれたばかりの女の子は孤児院の前に捨てられた。その子は成長して美しい娘アンとなり同じ孤児院に養われているジミーと仲良しであったが、2人は別々の家庭へ引き取られる … 続きを読む : 1922 – 『若き日の夢』(メトロ映画社、W.S.ヴァン・ダイク監督) 35ミリ齣フィルム

1926 – 『猿飛カンター』(Kid Boots、パラマウント社) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより 米國には眼玉に五十萬圓の保險を付けて映畫界に入つた俳優がある。この俳優はエデイ、カンターと云つてニユーヨーク、ブロードウエイのジークフイルド座の喜劇俳優で日本でいふなら曾我廼家五郎といつた所、カンター氏に … 続きを読む : 1926 – 『猿飛カンター』(Kid Boots、パラマウント社) 35ミリ齣フィルム

1920 – 『獅子奮迅』(The Veiled Mystery、1920年、ヴァイタグラフ社) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより 1920年に公開された15章仕立ての連続活劇で、『呪の家』(1918年)、『曲馬団の秘密』(1919年)、『見えざる手』(1919~1920年)を通じて日本でも人気のあったアントニオ・モレノが主演を務めた … 続きを読む : 1920 – 『獅子奮迅』(The Veiled Mystery、1920年、ヴァイタグラフ社) 35ミリ齣フィルム

1923 – 高尾光子出演作品を同定していく 【4/30 追記あり】

齣フィルムより 2021年に齣フィルムの最初の塊を入手した際は邦画の枚数が少なかったため特定作業までは行いませんでした。今回、追加した分に高尾光子さんだと分かる一枚が見つかったため、そちらを出発点に作品の同定を行っていき … 続きを読む : 1923 – 高尾光子出演作品を同定していく 【4/30 追記あり】

1923 – 『十誡』 (The Ten Commandments) 35ミリ齣フィルム

齣フィルムより デミル監督による大作『十誡』の古代編より齣フィルム3枚。エジプト軍に追われたモーゼが海を割るエピソードの少し前の部分に当たります。 『十誡』は初期映画史に必ず登場してくる作品です。しかしながら現在の評価は … 続きを読む : 1923 – 『十誡』 (The Ten Commandments) 35ミリ齣フィルム

大正後期~昭和初期 35ミリ齣フィルム215枚(米連続活劇、『十誡』、ロイド喜劇、高尾光子ほか)

齣フィルムより 2021年春、厚紙のフレームでまとめた齣フィルム70枚を入手。比較的枚数の多かった1915年公開の米連続活劇『赤環』(ルース・ローランド主演)を時系列に並べ紹介いたしました。 2年経過した今年になって、出 … 続きを読む : 大正後期~昭和初期 35ミリ齣フィルム215枚(米連続活劇、『十誡』、ロイド喜劇、高尾光子ほか)

大正4年 – 「フイルムの行衛」(森田 淸、『キネマ・レコード』 1915年6月 通巻第24号)

毎月我國へ輸入せらるゝ處の陰陽のフイルムは尺數に於て實に何十萬呎を算するのであるがその割合に映畫商及び映畫會社の倉庫に充滿しないのは如何なる原因かと沈思默考したあげく漸く會社その他映畫商の内幕から魂膽を知る事が出來た。[ … 続きを読む : 大正4年 – 「フイルムの行衛」(森田 淸、『キネマ・レコード』 1915年6月 通巻第24号)

1915 – 『赤環』(バルボア/パテ・エクスチェンジ社、シャーウッド・マクドナルド監督) 35ミリ 齣フィルム

フィルム館・齣フィルム より 連続活劇『赤環(レッド・サークル)』に関しては2021年に一度記事としてまとめています。小説版を元に10枚の断片を並び替え物語を再構築したものです。2023年、新たに20枚以上の齣フィルムが … 続きを読む : 1915 – 『赤環』(バルボア/パテ・エクスチェンジ社、シャーウッド・マクドナルド監督) 35ミリ 齣フィルム

大正期~昭和初期 35ミリ齣フィルム私見

先日大正末期の齣フィルム70枚を一括で入手しました。幻灯機で映写するため紙フレームに糊付けされた形で保存されていました。台紙に劣化と歪みが目立ちスキャンしようにも手が出せない状態で、一旦崩してスキャン後に新たな台紙に整理 … 続きを読む : 大正期~昭和初期 35ミリ齣フィルム私見

1922年頃 35ミリ齣フィルム30枚(米パテ社連続活劇とロイド喜劇)

フィルム館・齣フィルム より 1922~23年頃と思われる35ミリ齣フィルム30枚のコレクション。切込み(スリット)を入れた自作台紙3枚にまとめたものです。幾つかの齣では縁の部分にメーカー名(丸印に「愛」「平」「モ」)を … 続きを読む : 1922年頃 35ミリ齣フィルム30枚(米パテ社連続活劇とロイド喜劇)

1921-22 『ハリケーン・ハッチ』(米パテ・エクスチェンジ社、ジョージ・B・サイツ監督)

蹴倒す、投げ出す、打倒す、ハツチは鬼の如く荒廻つた末遂に二人の幽閉されてゐる室へ飛び込んだのである、それツと二人の婦人を抱いて船室から飛び出ようとする時であつた、どうして焔へ上つたか船は炎々たる紅蓮の炎に包まれてゐるので … 続きを読む : 1921-22 『ハリケーン・ハッチ』(米パテ・エクスチェンジ社、ジョージ・B・サイツ監督)

1927年 齣フィルム 『尊王攘夷』50枚 (日活オールスター特作、池田富保監督)

「池田富保 関連コレクション」より 『尊王攘夷』はVHS〜DVDのソフト化がされており池田富保作品では比較的アクセスしやすい一つです。前半1/3程は江戸城の井伊直弼(大河内伝次郎)を中心に物語が進み、中盤は視点が切り替わ … 続きを読む : 1927年 齣フィルム 『尊王攘夷』50枚 (日活オールスター特作、池田富保監督)